鳥肌が立つオープニング

 昔の話で恐縮だが、2013年のトニー賞のオープニングがすごい。YouTubeで最近見たのだが。


トニー賞というのは、アメリカの演劇やミュージカルの出演者や作品などに対して贈られる賞で、年に1回、ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールという相当広い会場で開かれる。


トニー賞もそうだけれども、どうやってその賞のオープニングを演出するかというのは、その時の演出を担当する人の腕一つというところで、ものすごく期待されていることだと思う。


どうなんだろう。アカデミー賞やグラミー賞に比べると、今一つ盛り上がりに欠けるかもしれない、このトニー賞という賞。


しかし、演劇やミュージカルに命を懸けている俳優や女優、演出家などが、観客席にたくさん詰め掛けて並んでいる。


さてこの年は…


冒頭、どこかのバーのセットの前に佇むニール・パトリック・ハリスがバーの観客の前で歌を歌い始める。ライブハウス的な設定?

                      日本語字幕付き!

「今年はより大きくいく」という歌を歌いながら舞台が転換すると、タキシードとドレスを着たダンサーが舞台に現れ、セットもいきなりニューヨークの街並みに変身する。


その後は、ノミネートされているミュージカルの演者と一緒に歌い踊り、大騒ぎが繰り広げられる。アクロバットも披露されたりする。


そして中盤、ステージが暗くなり、箱に詰められたニールがステージから消える。


突然、彼は観客席から現れ、ミュージカルのメンバーたちと客席を舞台にしながら踊って、ステージに戻ってくる。


そして最後、フィナーレはこれまで登場したミュージカルのスタッフが次々と舞台に登場します。舞台 のみならず 観客席の通路にもたくさんのミュージカル出演者が並んで踊っている。その中にはライオンキングの動物たちも空を飛んでいたりする。


ステージに全員が整列したところで、ニールが大きなセットに上りフィナーレを迎えます。


観客が総立ちになって拍手を送るという、オープニングのシーンです。

しばらくの間 雷のような拍手が鳴りやまず ニール もしゃべることができません。


もちろんこれは生で演じられていると思うのだが、音声的にも映像的にもミス一つもなくパフォーマンスが行われるというあたりに、毎日生で舞台をこなすミュージカル俳優や、こういう大きなショーを放送することに慣れているアメリカの放送スタッフの技術の賜物だと思う。確か エミー賞にもノミネートされていた


これを何度も見てるのだが 鳥肌が立って涙が出てくるのだ。多分 トランプはこういうのは嫌いだと思うけど。


来年あたりのトニー賞では高市早苗が芸者の格好をして踊るといいと思う 。誰も興味ないけど。


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