カミさんも知らなかったコロンボの見られ方。

「刑事コロンボ」がマイブームである

HULUで見ているがきっかけは
古畑任三郎の元である、ということで
どんなドラマなのか知りたかった、ということ

普通のサスペンスは
番組の最後で、犯人がわかり、
マドンナたちのララバイが流れる段取りだが
このドラマは、番組冒頭で犯人の顔も出ての
犯行シーンからスタートし、
次のブロックで、コロンボが現場に到着するシーンとなる

犯人は社会的地位が高かったり、
有名人やお金持ち、というのも古畑が真似たところだが
コロンボの着ているものが相当貧乏臭いのと
彼の手足となって動き回る人が居ない点が大きな違いであろう

証言等から、
自らの犯行を否定する容疑者の
矛盾やだまし討で落とす、というのも同じなんだけど
昔は毎週放送されていたものを
好きなだけ見られるネットでは、
このパターンに飽きてしまう、という問題を発見

さすがに同じ展開を2話とか見続けると
ワンパターンにわくわくしてこなくなるという意味でも
この形式がその後作られなくなったのも頷けるのである

しかし、とは言え、このドラマの面白さは
時を超えていて、HULUにより
蔵から出されて楽しめるのは感謝するだけなんだけど。

いつになったら「かみさん」が登場するのか
気にしながら多分全部見てしまうのだと思うけど。

これまでのように、
毎週放送されるのを楽しみにしている、
という番組の見方だけではなくなり
DVDだ、HULUだ、CSだ、で一気見されることが当たり前になると
番組の作りにも影響しそうである。