ココスというファミレスを知ってますか？何気に茨城県やいわき市に多いな、と思ってはいたのだけど、その理由がなんとなくわかりました。昨日ウイキペディア見て偶然に答えにめぐりあいました。
このココスを運営していたのは、茨城県に本社を置く霞スーパーを運営する会社でした。なかなかやりての経営者で、中央で起こっているスーパーの変化を茨城の地で正確に捉え、茨城県で、確実に拡大を計画し、茨城県版セゾングループともいうべきものを作っていました。
アメリカで営業していたココスと提携し、アメリカンフードのレストランを営業するというのもなかなか実行力がないと茨城の地でできることではありません。ココスはその後、和食、ハンバーグなどファミレスメニューにシフトして営業をしていました。
この霞グループ、スーパーだけでなく百貨店、高級スーパー、本屋などを営業し、負債も大きく抱えており、ココスを手放すことにして、ゼンショーに売りました。牛丼チェーンのゼンショーが買う、というのもなかなかセンスのいい話だと思いますが、ゼンショーはその後、バブル崩壊で会社が崩壊したセゾンから、ファミレスCASAを買い取り、ココスに転換して拡大していま営業を続けています。
僕は宇都宮餃子を死ぬほど食べる合宿を行ってますが、もう餃子はいらない！と思うほど食べたあと、ココスで食べるあまーいデザートにオアシスをみるおもいで接してきました。宇都宮なんかは、元CASAのココスでドラえもんのシートを引きながら食べる餃子以外の甘いものを食べていたのかと思うと、堤清二さんの悔しさを思います。
ちなみにココスでもう一つ話題が朝食バイキングです。なんと素敵な企画。なかなかやってないんですけどね、一度食べてみたい。
もともと茨城県発祥のファミレスで出店先につい近くのいわき市が選ばれた、だからだめだったんだろうと3店もある市民として思いますが、そんな理由でファミレス文化は早くに導入されたのでした。