文京区にかつてフォーシーズンズホテルがあった。
このホテルで、お世話になった先輩の結婚式があった。
夏の間、海の家で共に働いた先輩だった。
誰かが挨拶して、「かんぱーい」と叫ぶと、宴会場の照明が落ち、ナニかの曲のイントロが流れてくる。
「会いたい」の沢田知可子さん(と記憶している)が登場しなにか歌った。
もちろん彼氏が死んてしまう「会いたい」は歌わなかった。
この数年後、日本テレビの火曜サスペンス劇場のエンディングとして「day by day」という歌を出した。この曲が出でれば結婚式にぴったりだった。
本人の作詞作曲(公称)で、ストリングスのアレンジを服部克久さんがしてるのだが、これが傑作、超傑作。
さだまさしの「黄昏迄」谷村新司の「群青」と並ぶ名アレンジである。
服部先生のストリングス・アレンジっていくつかのバターンがあって
①細かい音符で上昇していく
②上昇したまま、長い音符でカウンターメロディを奏でる
この2つの組合わせで、何マンという曲の美しいアレンジをしてるって凄くね?
特に、この曲ではヴィオラやコントラバスといった低い位置音域が強調されていて、バイオリンの高いメロディを活かしている。
サブスクには入ってないんだよね、この曲。
名曲だし、彼女の中ではヒット曲だよね。
その後沢田知可子さんは、「亜矢子」と名前を変えて、2時間ドラマに主演するようになりました(嘘)