聖子ちゃん派VS明菜派
ANA VS JAL
などなど、2つのグループにわかれて、
どっちが素晴らしいのかを口論することがある
そのような例として相応しいかどうかは別として、
NHKの朝の連続テレビ小説は、大阪制作と東京制作がある。
今の「カーネーション」は大阪、
その前の、「おひさま」は東京である
歴代のドラマの初回と平均視聴率等を一覧にしているのだが、
どうみても、おおよそ大阪制作の視聴率が低いのである。
日本を代表する女流作家の生涯を描いた2006年で見ると
2006年 | 芋たこなんきん | 20.3 | 20.3 | 16.8 ※4 |
純情きらり | 17.7 | 24.2 | 19.4 ※3 |
暗いだけの純情きらりの圧勝である。
(僕は圧倒的に芋たこなんきん派だったので初めてこれを見た時は
オーバーでなく、ショックだった)
これは、つまり日本国民は、東京制作が好き、ということになるのだが
私は圧倒的に大阪派ですね。
東京ドラマの特徴は
・根性、根性、根性
・次々の困難
・雪(東日本が舞台になるから当然雪が多くなる)
・女のど根性
大阪は
・笑い
・ベタベタ
・肝っ玉母ちゃん
・おせっかいな近所の人々
そんな感じでしょうかね。
東京のは、とにかく話が暗くなりがちで、
朝の雰囲気にはそぐわないと思ってしまう。
(「おしん」に日本国民が朝から涙しまくったのは、
まだ当時は女性が社会に進出していなかった、ということで
方を付けたいと思います)
しかし、考えてみると、NHKは、全国を転勤する職場、
大阪のNHK制作だからといって、必ずしも、関西出身者が制作している訳じゃないわけですよね。
そう考えると、実は関西人には納得できない
「関西ぽい」と考えられる関西が表現されていたり、
ステレオタイプの関西を、非関西人が作る、だって大阪発だから、
という悲惨な状況があり、結果、素直に全国の国民の皆様に受けない、
という矛盾的な状況なのかもしれません。
今放送中の「カーネーション」、
悪くないんですけど、視聴率が悪いなんて記事を
ネットでちょこちょこ読むので、なんか考えてみました。
関西採用、もしくはスタッフ全てが関西出身、という
本物の関西ドラマが出てきたら、もっと面白くなるんだろうけど
数字はさらに落ちるんだろうなぁ