ゲイリー・マーシャルという映画監督がいる。
80歳を超えたお年で、
もともとは脚本家であり、テレビドラマの演出をしていたようであるが。
その芸風は派手さも奇抜さも無いけど、
見た後、いい気分になれる映画を作ること。
偏差値70は超えないけど、必ず65以上、というそんな作品が多い。
フォエバー・フレンズ Beaches (1988)
プリティ・ウーマン Pretty Woman (1990)
恋のためらい/フランキーとジョニー Frankie and Johnny (1991)
カーラの結婚宣言 The Other Sister (1999)
プリティ・ブライド Runaway Bride (1999)
プリティ・プリンセス The Princess Diaries (2001)
プリティ・ヘレン Raising Helen (2004)
プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング The Princess Diaries 2: Royal Engagement (2004)
幸せのルールはママが教えてくれた Georgia Rule (2007) ※日本未公開
バレンタインデー Valentine's Day (2010)
ニューイヤーズ・イヴ New Year's Eve (2011)
という作品群を見れば一目瞭然。
イギリスで作られた「ラブ・アクチュアリー」以降、
彼の同様の作品、「バレンタインデー」「ニューイヤーズ・イブ」を見て、
その思いを強くした。
所謂「グランドホテル方式」というものなんでしょうね、ひとつの日に向かって、てんでんばらばらの話が複数で進行し、
最後にはひとつ(かならずしもひとつではないのだが)になる、という方式です。
で、このニューイヤーズ・イブもそんな映画で、
この手の映画ではよくあるのだけど、は出演者が凄い
ロバートデニーロ
ミッシェル・ファイファー
サラ・ジェシカ・パーカー
ザック・エフロン
ハル・ベリー
ボン・ジョヴィ
ライアン・シークレスト
などなど、
今のアメリカを代表する俳優であふれている。
映画の長さの割には、
個別のお話は短いので
少しの稼働で大きな収入を得る、
という俳優にやさしい時給、
映画会社としては、
主演者が多い分、
ターゲットが広がり、多くの人にアピールでき
ヒットの可能性が高い方程式が定着しているのかもしれない
アメリカ人にとっての大晦日は
結構気合が入るわけですが、
まさにそんな一日の朝から話は始まり、年明けとともに映画は終わる。
(日本で江戸時代に井原西鶴が大晦日の借金取りちと借主のドタバタを描いた
小説(タイトル失念)と同じといえば同じかもですが)
病気で余命いくばくのデニーロに、
それを見守るハル・ベリーにもそれぞれ家族や望、問題があり、
といった感じのストーリーがNYC内で同時並行して
ものすごい速さで話は進んでいく。
正直、ストーリーのひねり方とかが前作のがよかったかな、
と思うが、今回も思わぬ展開が用意され、
最後には幸せな気分になれる映画、
というジャンルをゲイリー・マーシャルという監督の名前は
ブランドとして保証してくれると思う。
グリーの主演の女の子もバックコーラス役で
出ているのだけど、この手の映画は
若手とベテランが、ほぼ交わること無く
別々の話で演技をしながらも、
一つの共通の主題を持った映画に存在し、
一つのストーリーを深くではなく
浅く広くいろんな人生を垣間見て
最後のフィナーレへ、
という気軽さも好きなろころかもしれない
NYで、サラ・ジェシカ・パーカーと言えばSATCだが、
今回の彼女は娘を心配するダサい洋服の母親、
という設定なんだけど、この話もなかなかよかったのだが
本題としては、旦那のマシュー・ブロデリックがちょい役で出ていたのが笑えた。
おみやげ売りの声はトムハンクスに聞こえるんだけど、
それは違うんだろうな。
リンクに表示されるテキスト
80歳を超えたお年で、
もともとは脚本家であり、テレビドラマの演出をしていたようであるが。
その芸風は派手さも奇抜さも無いけど、
見た後、いい気分になれる映画を作ること。
偏差値70は超えないけど、必ず65以上、というそんな作品が多い。
フォエバー・フレンズ Beaches (1988)
プリティ・ウーマン Pretty Woman (1990)
恋のためらい/フランキーとジョニー Frankie and Johnny (1991)
カーラの結婚宣言 The Other Sister (1999)
プリティ・ブライド Runaway Bride (1999)
プリティ・プリンセス The Princess Diaries (2001)
プリティ・ヘレン Raising Helen (2004)
プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング The Princess Diaries 2: Royal Engagement (2004)
幸せのルールはママが教えてくれた Georgia Rule (2007) ※日本未公開
バレンタインデー Valentine's Day (2010)
ニューイヤーズ・イヴ New Year's Eve (2011)
という作品群を見れば一目瞭然。
イギリスで作られた「ラブ・アクチュアリー」以降、
彼の同様の作品、「バレンタインデー」「ニューイヤーズ・イブ」を見て、
その思いを強くした。
所謂「グランドホテル方式」というものなんでしょうね、ひとつの日に向かって、てんでんばらばらの話が複数で進行し、
最後にはひとつ(かならずしもひとつではないのだが)になる、という方式です。
で、このニューイヤーズ・イブもそんな映画で、
この手の映画ではよくあるのだけど、は出演者が凄い
ロバートデニーロ
ミッシェル・ファイファー
サラ・ジェシカ・パーカー
ザック・エフロン
ハル・ベリー
ボン・ジョヴィ
ライアン・シークレスト
などなど、
今のアメリカを代表する俳優であふれている。
映画の長さの割には、
個別のお話は短いので
少しの稼働で大きな収入を得る、
という俳優にやさしい時給、
映画会社としては、
主演者が多い分、
ターゲットが広がり、多くの人にアピールでき
ヒットの可能性が高い方程式が定着しているのかもしれない
アメリカ人にとっての大晦日は
結構気合が入るわけですが、
まさにそんな一日の朝から話は始まり、年明けとともに映画は終わる。
(日本で江戸時代に井原西鶴が大晦日の借金取りちと借主のドタバタを描いた
小説(タイトル失念)と同じといえば同じかもですが)
病気で余命いくばくのデニーロに、
それを見守るハル・ベリーにもそれぞれ家族や望、問題があり、
といった感じのストーリーがNYC内で同時並行して
ものすごい速さで話は進んでいく。
正直、ストーリーのひねり方とかが前作のがよかったかな、
と思うが、今回も思わぬ展開が用意され、
最後には幸せな気分になれる映画、
というジャンルをゲイリー・マーシャルという監督の名前は
ブランドとして保証してくれると思う。
グリーの主演の女の子もバックコーラス役で
出ているのだけど、この手の映画は
若手とベテランが、ほぼ交わること無く
別々の話で演技をしながらも、
一つの共通の主題を持った映画に存在し、
一つのストーリーを深くではなく
浅く広くいろんな人生を垣間見て
最後のフィナーレへ、
という気軽さも好きなろころかもしれない
NYで、サラ・ジェシカ・パーカーと言えばSATCだが、
今回の彼女は娘を心配するダサい洋服の母親、
という設定なんだけど、この話もなかなかよかったのだが
本題としては、旦那のマシュー・ブロデリックがちょい役で出ていたのが笑えた。
おみやげ売りの声はトムハンクスに聞こえるんだけど、
それは違うんだろうな。
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