陶酔の車内アナウンスを考える

古い話だが、
漫才師の三球照代が眠れなくなるのは、
どうやって地下鉄を地下にいれたか、であるが
私は車内放送について考えると眠れなくなってしまう

最近の地下鉄は、録音された案内が多い。
大江戸線なんかはワンマンなんで、
次は月島、といった後、英語のアナウンスまで流れるものである。

夏になり、節電と言う名の経費削減で、
ホームも車両も熱い中、
車掌の生声の、中川家の漫才のような、
自己陶酔型のアナウンスを、車掌がする意味を考えると
眠れなくなってしまうのである

テープでいいじゃん、と。

今日も
女性専用車の案内
忘れ物に注意
ホームの間が開いている
等、無音を恐れるように、自己陶酔アナウンスの連発
しかも若い女性の車掌が変な節で話すのを聞くのは相当つらいのです

テープではなく、地声でやるのは
多分カラオケと同じ快感があるのでは、と。

僕も昔放送委員会で、校内放送とかやってると
最初はドキドキだったけど、
廊下に響く自分の声を聞いていると確かに気分がいい

そんな麻薬に東京の車掌の多くははまってしまい
録音素材でいいところ、
言わなくてもいいようなことを
大ボリュームで、
ネチネチ歌いあげて、
乗客の不快指数をあげているのではないか、と今朝思ったわけです。

まぁ、ほとんど乗客も意識して聞いてはいないわけで。

東京メトロは丸ノ内線もワンマンになったそうです

車掌の存在意義を誇示しているのかなぁ・・。



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