ダン・ブラウンの新作「インフェルノ」を読み終えた。
満足。
所謂「ラングドン教授」シリーズの4作目。
一作目が天使と悪魔、
そしてダヴィンチコード、ロスト・シンボルと続いて
今度の舞台はフィレンツェである。
一作目では、宗教と科学、
二作目では宗教に隠された秘密
三作目ではアメリカの権力の秘密
と歴史が大きなテーマだったわけだが、
今回は未来の確実に起こるであろう問題を、
ダンテの神曲を土台に語る、という意味では、
これまでの作品とはやや感じが違う。
(感じが違うといえば、本作からKindleで読んだ。
上下巻一緒になったバージョンを買うと若干の割引がつく。
そして何より、作品中に出てくる史跡や固有名詞について
指一本で検索できるのが最大の魅力。そして重い本を持ち歩かず、
電車の中、喫茶店で読み続けられるのは便利だった)
これまでの作品は歴史について
新たな解釈や事実を提示する、ということから
ダヴィンチコードであったような論争や無視、熱狂という社会現象に結びついたわけだが
今回は史実はあくまでも史実として、そこに大胆な解釈は加わっていない。
将来起こるであろう現象について、
極端な行動を取った科学者がいて、、、、
その結果どうなった、というのが結論なのだが、
その結論や、その結論に対しての主人公等悪役の対局にいる人達の受け止め方が
ちょっと??な感じなのだが、そのような受け止め方をしなければ
解決できない大きな問題なのかもしれない。
本作も早くも映画化が決定しているそうで
2015年に公開だそうである。
作者の年齢と、詳細なリサーチがないとストーリーが出来ないという時間がかかる
テーマを扱っていること、トム・ハンクスがいつまで主人公を演じれるのか等
007的なお手軽シリーズ作になっていくのかどうか。
なかなか厳しいかも。
ところで、ラングドンが
1)閉所恐怖症である
2)ミッキーマウスの腕時計を使っている
という比較的全体のストーリーとは関係ないエピソードが何度も出てくることこそが
最大のミステリーに感じられてならない。
お得なKindle専用合本版
(ざっくりした内容は以下の公式ビデオを参照ください)
満足。
所謂「ラングドン教授」シリーズの4作目。
一作目が天使と悪魔、
そしてダヴィンチコード、ロスト・シンボルと続いて
今度の舞台はフィレンツェである。
一作目では、宗教と科学、
二作目では宗教に隠された秘密
三作目ではアメリカの権力の秘密
と歴史が大きなテーマだったわけだが、
今回は未来の確実に起こるであろう問題を、
ダンテの神曲を土台に語る、という意味では、
これまでの作品とはやや感じが違う。
(感じが違うといえば、本作からKindleで読んだ。
上下巻一緒になったバージョンを買うと若干の割引がつく。
そして何より、作品中に出てくる史跡や固有名詞について
指一本で検索できるのが最大の魅力。そして重い本を持ち歩かず、
電車の中、喫茶店で読み続けられるのは便利だった)
これまでの作品は歴史について
新たな解釈や事実を提示する、ということから
ダヴィンチコードであったような論争や無視、熱狂という社会現象に結びついたわけだが
今回は史実はあくまでも史実として、そこに大胆な解釈は加わっていない。
将来起こるであろう現象について、
極端な行動を取った科学者がいて、、、、
その結果どうなった、というのが結論なのだが、
その結論や、その結論に対しての主人公等悪役の対局にいる人達の受け止め方が
ちょっと??な感じなのだが、そのような受け止め方をしなければ
解決できない大きな問題なのかもしれない。
本作も早くも映画化が決定しているそうで
2015年に公開だそうである。
作者の年齢と、詳細なリサーチがないとストーリーが出来ないという時間がかかる
テーマを扱っていること、トム・ハンクスがいつまで主人公を演じれるのか等
007的なお手軽シリーズ作になっていくのかどうか。
なかなか厳しいかも。
ところで、ラングドンが
1)閉所恐怖症である
2)ミッキーマウスの腕時計を使っている
という比較的全体のストーリーとは関係ないエピソードが何度も出てくることこそが
最大のミステリーに感じられてならない。
お得なKindle専用合本版
(ざっくりした内容は以下の公式ビデオを参照ください)