建国記念日前の月曜を休みにできず、
はたまた、祝日自体もとりわけ充実した訳でもなく、
なんだかブルーな水曜日に、いつものように有楽町線に乗り換えて
少しでも快適なゾーンを探したわけです、今朝の通勤。
入口そばの快適ゾーンを見つけ、ふと目に入ったものは
酒井順子さんの「ユーミンの罪」だったんです。
この広告の文章を読んでるだけで結構刺激的で、
思わずそのままポチった訳ですが、
実はこの時、耳にヘッドフォンから流れていた音楽は
中島みゆきの「あたいの夏休み」という歌。
知らない人のためにざっくり説明すると、
サビは
という「夏休み」という響きとは全く異なる、
マイナーな響きを醸し出す歌、なのです。
ユーミンの夏休みといえば
湘南かどこかの浜辺で学生最後のロケット花火を打ち上げたり
逗子マリーナだったり、シュノーケルだったり、
ビーチハウスで(海の家ではない)永遠の友達と言わせて、
挙句は♪カリビアンナイト〜で三菱自動車のCMを思い出す夏休み。
一方で、何故か一人称が「あたい」のこのうたの夏休みは
・一年働き続け3日貰えるのが夏休み
・別荘地(軽井沢と思われる)の宿泊はプリンスホテルではなく2段ベット
・この夏休みのためにドレスの新調をあきらめ、ご飯はカレーが続く
・彼氏と思しき人(現場にはいない)には、土産物屋でコースターを買ったのが満足
というありさま…。
ここで非常に興味をもったのは
同時代に、このような対極的(と思っていいのだろうかってのも実は謎なんだけど)な
二人の作詞、作曲、歌唱を行うシンガーが並立していた、という事実。
この二人を神と崇める信者は、多神教(つまり相互乗り入れしていたのかI)なのか
唯一絶対神だったのか。
それぞれファンになる人達のバックグラウンドや環境、恋愛観がどのように違うのか、
等興味は尽きないのである
その昔、フジテレビの深夜番組「カノッサの屈辱」で
なんとなくこの二人を取り上げていた記憶もあるのだけど
どのような解説をしていたのか、
はたまた社会学者はどのような切り口で、
日本のこの二大実力派詩人を語るのか、本気で知りたいと思った朝だったのです。
ユーミンの15秒か30秒のCMにあうように作られたキャッチーなサビが魅力的に感じ
TSUTAYAなんかでCD借りてきたけど最近全く聞かないよね、
一方で最近聞き始めてしまい、傷口にジンを刷り込むような中島みゆきの世界を
iTunesミュジックストアで購入してiPhoneで聞く、という時代の変化の中、
自分も間違いなく変化していて、ほとんど聞いていなかった中島みゆきが
非常に心地よく響く今日このごろ、
酒井順子という鬼才が、ユーミンとそのファンの生き方を分析した本を待ちながら
中島みゆきの世界に深く共感する人のココロとは
何が違うのか、同じなのか、気になって気になって夜も眠れなくなってしまうのであーる。
人としては、中島みゆきが好き、という人のほうが
お酒なんか(まぁ日本酒だろうね)のみながら、いい話が出来そうなんで
圧倒的に好きなんですけど。
購入はこちら
はたまた、祝日自体もとりわけ充実した訳でもなく、
なんだかブルーな水曜日に、いつものように有楽町線に乗り換えて
少しでも快適なゾーンを探したわけです、今朝の通勤。
入口そばの快適ゾーンを見つけ、ふと目に入ったものは
酒井順子さんの「ユーミンの罪」だったんです。
この広告の文章を読んでるだけで結構刺激的で、
思わずそのままポチった訳ですが、
実はこの時、耳にヘッドフォンから流れていた音楽は
中島みゆきの「あたいの夏休み」という歌。
知らない人のためにざっくり説明すると、
サビは
「サマーバケーション あたいのためにという歌詞が、Gm b♭7 E♭M7
サマーバケーション 夏翻れ」
という「夏休み」という響きとは全く異なる、
マイナーな響きを醸し出す歌、なのです。
ユーミンの夏休みといえば
湘南かどこかの浜辺で学生最後のロケット花火を打ち上げたり
逗子マリーナだったり、シュノーケルだったり、
ビーチハウスで(海の家ではない)永遠の友達と言わせて、
挙句は♪カリビアンナイト〜で三菱自動車のCMを思い出す夏休み。
一方で、何故か一人称が「あたい」のこのうたの夏休みは
・一年働き続け3日貰えるのが夏休み
・別荘地(軽井沢と思われる)の宿泊はプリンスホテルではなく2段ベット
・この夏休みのためにドレスの新調をあきらめ、ご飯はカレーが続く
・彼氏と思しき人(現場にはいない)には、土産物屋でコースターを買ったのが満足
というありさま…。
ここで非常に興味をもったのは
同時代に、このような対極的(と思っていいのだろうかってのも実は謎なんだけど)な
二人の作詞、作曲、歌唱を行うシンガーが並立していた、という事実。
この二人を神と崇める信者は、多神教(つまり相互乗り入れしていたのかI)なのか
唯一絶対神だったのか。
それぞれファンになる人達のバックグラウンドや環境、恋愛観がどのように違うのか、
等興味は尽きないのである
その昔、フジテレビの深夜番組「カノッサの屈辱」で
なんとなくこの二人を取り上げていた記憶もあるのだけど
どのような解説をしていたのか、
はたまた社会学者はどのような切り口で、
日本のこの二大実力派詩人を語るのか、本気で知りたいと思った朝だったのです。
ユーミンの15秒か30秒のCMにあうように作られたキャッチーなサビが魅力的に感じ
TSUTAYAなんかでCD借りてきたけど最近全く聞かないよね、
一方で最近聞き始めてしまい、傷口にジンを刷り込むような中島みゆきの世界を
iTunesミュジックストアで購入してiPhoneで聞く、という時代の変化の中、
自分も間違いなく変化していて、ほとんど聞いていなかった中島みゆきが
非常に心地よく響く今日このごろ、
酒井順子という鬼才が、ユーミンとそのファンの生き方を分析した本を待ちながら
中島みゆきの世界に深く共感する人のココロとは
何が違うのか、同じなのか、気になって気になって夜も眠れなくなってしまうのであーる。
人としては、中島みゆきが好き、という人のほうが
お酒なんか(まぁ日本酒だろうね)のみながら、いい話が出来そうなんで
圧倒的に好きなんですけど。
購入はこちら