「ウォルト・ディズニーの約束」(公式サイト)を見た。
雪のなんとかというアニメ映画が、久々大ヒットというニュースが
伝えられる中、こちらの映画は地味だった。
一番遅い上映でお客さん15人w
お話は実話。
ウォルト・ディズニー(トム・ハンクス)が、
娘との約束である童話「メリー・ポピンズ」(WIKI)を映画化したいのだが、
女流作家(エマ・トンプソン)は20年に渡りNOと言い続けている。
表面的には、
・お金儲けの材料にされたくない
・話を変えられたくない
等、よく映画化の時に今でも聞かれる理由がある。
でも、映画化したくない本当の理由は・・・・
というのがこの映画の最大のポイントである。
そもそも、かつてTSUTAYAで借りたDVDで
この作品を見たことがあるのだが、
わかりやすさが命のディズニー映画の中で
なんかわかりにくい印象があったのだけど
この映画を見ると、その辺りが解決できる、と思う。
因みに、メリー・ポピンズを知らない、という人も
シャーマン兄弟というあの当時のディズニー映画の名曲の殆どを
紡ぎだした珠玉の音楽の数々は知っていると思う。
舞台「マイ・フェア・レディ」で評判になったジュリー・アンドリュースだが
映画では主役を獲得出来ず、その直後、この映画の主役に抜擢。
アカデミーではマイ・フェア・レディを圧倒した、といういい話もさることながら、
実写とアニメの合成をあの時代に既に試みている等、見どころは多いのだが。
トム・ハンクスとエマ・トンプソン、
もう、この配役で反則ワザである。
女流作家役は当初、メリル・ストリープを想定していたが
交渉失敗でエマ・トンプソンになったそうだが、
まぁどちらも当代の名優、あまりにもストレートな配役ですが
あまりにも自然で、迫力ある演技だった。
王道のキャスティングに、王道のカメラワーク、
王道の演出。
奇をてらった所はなにもないけど、
やっぱり王道っていいよなーと思いつつ安心して話は進行する。
そして、この映画の主題に、何故映画化させないのか、
という種明かしとともに到達するのだが
これは、誰の人生でも言えることだと思うし
自分もすごく共感した部分であり
涙なしでは見れない部分。
トム・ハンクスよりもエマ・トンプソンが結果としては
非常に輝いていた。
ところで、この映画の原題は
「saving Mr.Banks」
バンクスさん、というのは紛れも無く、メリー・ポピンズが訪れた
銀行で働く物語の主人公の一家の主なのだが
何故SAVINGなのか、というのが
このお話のテーマなのに「ウォルト・ディズニーの約束」という邦題はどうなの、と思う
(ちなみにトム・ハンクス主演の「プライベート・ライアン」という意味不明の邦題の映画の
原題は「Saving Private Ryan」だったので、何かの洒落かとも思ったが
深い意味のある似たタイトルだった。
雪のなんとかというアニメ映画が、久々大ヒットというニュースが
伝えられる中、こちらの映画は地味だった。
一番遅い上映でお客さん15人w
お話は実話。
ウォルト・ディズニー(トム・ハンクス)が、
娘との約束である童話「メリー・ポピンズ」(WIKI)を映画化したいのだが、
女流作家(エマ・トンプソン)は20年に渡りNOと言い続けている。
表面的には、
・お金儲けの材料にされたくない
・話を変えられたくない
等、よく映画化の時に今でも聞かれる理由がある。
でも、映画化したくない本当の理由は・・・・
というのがこの映画の最大のポイントである。
そもそも、かつてTSUTAYAで借りたDVDで
この作品を見たことがあるのだが、
わかりやすさが命のディズニー映画の中で
なんかわかりにくい印象があったのだけど
この映画を見ると、その辺りが解決できる、と思う。
因みに、メリー・ポピンズを知らない、という人も
シャーマン兄弟というあの当時のディズニー映画の名曲の殆どを
紡ぎだした珠玉の音楽の数々は知っていると思う。
舞台「マイ・フェア・レディ」で評判になったジュリー・アンドリュースだが
映画では主役を獲得出来ず、その直後、この映画の主役に抜擢。
アカデミーではマイ・フェア・レディを圧倒した、といういい話もさることながら、
実写とアニメの合成をあの時代に既に試みている等、見どころは多いのだが。
トム・ハンクスとエマ・トンプソン、
もう、この配役で反則ワザである。
女流作家役は当初、メリル・ストリープを想定していたが
交渉失敗でエマ・トンプソンになったそうだが、
まぁどちらも当代の名優、あまりにもストレートな配役ですが
あまりにも自然で、迫力ある演技だった。
王道のキャスティングに、王道のカメラワーク、
王道の演出。
奇をてらった所はなにもないけど、
やっぱり王道っていいよなーと思いつつ安心して話は進行する。
そして、この映画の主題に、何故映画化させないのか、
という種明かしとともに到達するのだが
これは、誰の人生でも言えることだと思うし
自分もすごく共感した部分であり
涙なしでは見れない部分。
トム・ハンクスよりもエマ・トンプソンが結果としては
非常に輝いていた。
ところで、この映画の原題は
「saving Mr.Banks」
バンクスさん、というのは紛れも無く、メリー・ポピンズが訪れた
銀行で働く物語の主人公の一家の主なのだが
何故SAVINGなのか、というのが
このお話のテーマなのに「ウォルト・ディズニーの約束」という邦題はどうなの、と思う
(ちなみにトム・ハンクス主演の「プライベート・ライアン」という意味不明の邦題の映画の
原題は「Saving Private Ryan」だったので、何かの洒落かとも思ったが
深い意味のある似たタイトルだった。