風雪に耐えた店こそ美味しい!?「ニッポン百年食堂」

最近飲食店で、「(テレビ番組)に紹介されました!」とご丁寧に
テレビ画面のキャプチャーを貼ってる店が多い。

安く簡単でしかも数字が取れるこの手の紹介番組が増え
取り上げられる店の数もふえているのだと思う。

そんな店が美味しいか、といえば全くそんなことはない

おそらく、タウン誌(なんとかWALKERとかネットの情報をネタに
店を選んでいるからだ。

例えば、とんかつなら評判の店をピックアップし
味が分かる人(岸朝子さんとか)が全部食べて、その中から紹介すべき店を選ぶ、
なんてプロセスを経て店が紹介されることは絶対ないと思う。

雑誌の「おとなの週末」にはこんな感じの覆面調査の内容があるが
結果がなかなか小職の感覚と一致しないので最近見ないのだが。

そんな中、長年営業をしている店=美味しい
という考え方に基づいてお店を紹介する、というのは
時が評価した、という意味で一つの軸になる
そんなお店を紹介するのが「ニッポン百年食堂」(BSフジ)らしい。

らしい、と書いたのは日曜に放送された番組は
あくまでも次の火曜夜10時の宣伝番組で本編をみたことはないから。

HPを見ると各都道府県の100年以上続いている店を紹介する番組で
今度の放送は大阪で自由軒やきつねうどん発祥のお店がでるそうで
録画設定完了。

これまでの放送終了リストを見ると
高級店よりむしろ大衆食堂的な部分に重きをおいてるのも好感。

勝ち組が代々使って100年というお店より
庶民が代々通って、
しかも後継者がちゃんと続いてるお店、は興味津々。
百年前といえば大正時代に創業したお店である。


あれ?あそこの店こんな店になったんだ、
しかも、「こんな店」は居抜きのチェーンだったりすることが多い中
100年の時の流れの中で生き残り
跡継ぎ問題をクリアし
世代を超えて愛されている店を「100年食堂」という名前で
紹介する、というこの番組、まずは大阪編、楽しみにしております。

「ノルウエーの森」で永沢さんが「出版されて100年を超えた本しか読む価値が無い」
と語るシーンがあるが、このセリフの食堂(レストランとかではなく、あくまでも食堂だと思う)版、ということで、この番組はひょっとすると永沢さんから生まれたのかもしれない。

【訂正】
永沢さんの読書基準は30年でした。
http://www.yo-hey.com/archives/54751293.html
それよりこの食堂基準は高い、ということでw




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