大沢誉志幸×服部克久の奇跡

 





すごく素敵なアレンジを見つけた。


鈴木雅之さんが歌った大沢誉志幸さん作曲のガラス越しに消えた夏を大沢さん自身が歌ったバージョン。もちろんアレンジは服部克久さん。


鈴木雅之さんのバージョンは電子楽器をノイズ的に使って非常に無機的なアレンジになっていたが、大沢さんのバージョンは、弦楽器を全面に押し出した如何にも服部さんらしいアレンジになっている。そしていい。


大沢誉志幸さんといえば、非常に都会的なおしゃれな歌手というイメージだ。

そのイメージ通り、弦楽器で、あの手のバラードがおしゃれになるんだ!というびっくりアレンジた。


服部さんに多い、弦楽器だけのアレンジャーとして参加したストリングスアレンジ バイ 服部克久というのは、あまりやりたくない的のことをラジオで話されていたが、この曲はすべてのアレンジをされている。


後半ティンパニが鳴り響くのは夏の終わりの雷なのかな?なんて思ってしまう。そしていつもの通りピアノも美しい。この歌のように、楽曲を提供したアーティストが自分で歌う、ということ多くて、大抵自分で歌ったほうがいいのだが、これはアレンジの良さで大沢版である。


しかも、さだまさし×服部克久と言われると、期待するけど驚きはない。しかし、大沢誉志幸×服部克久と言われると、かなりびっくりである。


もちろん検索したらその後、それぞれにそれぞれのことを語ることもなく、ビジネスライクにお仕事されて、服部克久さんも、呼び捨てでトシユキもさーと言うことは記録として残っていないが、それ故のクールなアレンジとして決まったのだろうか。


夏の終りを歌った歌って僕は好きである。稲垣潤一さんにも結構そんな歌多くて、秋のはじめになると、つい聞きたくなるのだが、詞も素敵だし曲もいいし、アレンジは服部さんの中でも最高に好きなレベル。オフコースの秋の気配をやめて、夏の終りはこの曲にしょう。


鈴木雅之さんは谷村さんの曲をアルバムで服部克久さんアレンジで歌ってますので、そちらを聞いてください違う。

コメント