土曜の朝にホントに快適な音楽しか流れない番組の不思議。

 快適な音楽というのは虹のようなものである。ありそうでない。好きな音楽はある意味快適ではあるけど、好きすぎて聞き流せない。もっと聞き流せて、邪魔にならず、それでいていい音楽を快適と定義しよう。なかなか新規で快適音楽を探すのは至難の業。モーツァルトなんかで妥協してませんか?ヨーヨー・マとか。


NHKFMという忘れらたメディアに快適音楽があった。土曜の朝放送してるゴンチチの世界快適音楽という番組だ。


ゴンチチが担当しているゆえのちからの抜けたゆったりした2時間の番組は、定義はよくわからないけど、確かに快適音楽で溢れて2時間なのだ。土曜の午前、何かをしながら聞き流すにはピッタリ。


知ってる曲はほとんどかからない。曲紹介も覚えていない。関西弁のゴンチチのトークを聞きながら、音楽も聞き流し、たまに気になればアップルミュージックで検索することもある、という姿勢で、ほとんど聞き流す感じだ。かかる曲は、とにかく古今東西、邪魔にならない音楽でいて、聞くと深みのあるジャズやポップスが流れるのである。


もし僕が喫茶店やってれば、ここで流れた曲のプレーリスも作って店で流すね。服部克久音楽畑は、大きな音にして、メロディの一つ一つ聞きたくなるけど、この番組で流れるのは、そこまで興味はないけど、聞けば快適という、ホテルのエレベーターや、枕元で流れる音楽より高級な音楽で溢れてます。絶対オススメ、土曜の午前に車でちょいとそこまで、といったとき、今の気分に合わない音楽しかなくてイラッとすることあるでしょ?それを解消してくれます。


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