やがて悲しきエッグスンシングス

 ハワイやグアムを訪ねたときには、朝は早起きしてエッグスンシングスで、パンケーキというのは定番の楽しみである。

  

海の音を聞きながら、コーヒーにパンケーキ、生クリームの山に、卵料理にじゃがいも。ザッツアメリカ!早起きも長い行列も苦にならない。 店員さんの明るい客あしらいも見事だった。  


そのエッグスンシングス、京都に場違いのようにあるのを道に迷って見つけてびっくりしたのだが、実は今や日本全国にエッグスンシングスだらけ、出店の嵐のようだ。


最近は新浦安のアトレの中にできたそうで、こちらも恒例、ハイ行列





新浦安の市民は海外情報に感度が高い故に行列なのかと思ったが、今や日本のチェーンになった感がある。 それもそう。エッグスンシングスジャパンと言うべき会社の社長は元国会議員のあの人だった。タリーズコーヒー設立後、ほんとに一時的ブームだったみんなの党の議員になり、一時的ブームなのか、アメリカ以外のチェーン化の権利を得て、今やエッグスンシングスづくりに勤しんでいるようだ。なーんだ日本の会社か、という感慨もないわけではない。タリーズコーヒーといえば、宇都宮の駅ビル、江東区の昭和大学病院の中まで、隅から隅まである感じもあるが、あんな感じにエッグスンシングスもなるのかしら?


TGIフライデーズという映画でもおなじみ、店員さんの胸にバッチをつけることで有名ないかにもアメリカンな飲み屋さんが、日本ではワタミにより運営されてることを知った悲しさを感じだ。


やがて悲しきエッグスンシングス。

ウィキペディアにより、僕らは知らなくていいことを知ってしまい、興ざめすること多くないか?


マクドナルドの最初の日本の交渉先は、中内功率いるダイエーだったそうである。どうしても51%の支配に中内がこだわり、交渉はご破産に願いましては、になって藤田田が登場したようだが、もしマクドナルドは、ダイエーとなれば、同じ寂しさを感じていたと思う。みんな大好きスタバは、サザビーだったよね。

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