さざんかが象徴するものは何?さざんかの宿の歌詞に赤面します

 



家の塀際にはさざんかが植えてあって、今を盛りに咲き乱れ、咲き終えると、花びらを道路に落として散っていく。


年をとると花の名前をそれなりに覚えたりする。わからなければグーグルレンズで調べたりする。何が咲いた、とちゃんと認識すると世界が広がる。鈴木健二も面白ゼミナールで「知るは楽しみなり」と言っていた。


この歌の舞台は中野区だそうた。鶏がさきか卵がさきかという話だが、テレビとインターネットは知識を共有していて、この辺の話は各駅停車の旅でみたことあるし、ウイキペディアでもそのとおり説明されている。大きなお屋敷があり、そのお屋敷に垣根があって、そこでの焚き火の風景を歌にした、という豆知識である。歌の発注元はNHK。、放送後丁度太平洋戦争が始まった直後で、焚き火をするとお風呂を沸かす資源の落ち葉がもったいない、と苦情が入り、放送中止になったらしい。ウィキペディアの情報はこうして広がっていくのだ。


さざんかの宿というヒット曲もあった。歌手がベストテンでタンスを担いだ記憶しかないので、歌詞を見てみたが、まぁ完璧なまでの不倫の歌。しかも情事の歌で、よくこんな歌歌えるな、という歌詞でした。人の妻と不倫で逢瀬を重ねていた宿にさざんかが咲いているという破廉恥なんだけど、まぁよくオブラートに包んでいるな、と感動すらする歌でした。演歌って聞かないけど、みんなこんな歌なのか。凄いね。石田純一は正しい。不倫は日本の文化だ!


子供が垣根の曲がり角で焚き火に当たって、大きくなったら、さざんかの宿で情事を重ねる。what a wonderful world.


しかし、こんな歌を歌う人に、歌の前にタンス担がせる演出は無いよね。



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