お金配りの紅白歌合戦

 紅白歌合戦には視聴率が良くなければならない、という運命と書いてさだめがあるようだ。


まぁ、NHKの製作者がそう思っていて、世間はじんわり紅白離れで、なんとか話題一発で持っている、という状態に思える。なんで紅白にそこまで協会運をかけるのかはわからないが、

異常である。


毎年毎年変化するウェブの流行りに驚くほど上手に対応してる。これまではウェブを使ってPR、という感じだったが、しかし、今年はネタも尽きたのか、ラインでお金配りを始めた。


見どころ通知というのを本番が終わるまで受け続け、紅白歌合戦と友達登録すると、年が変わって、ポイントがもらえるそうだ。


視聴率が取れるような隠し玉がテレビに現れたとき、ラインで通知すれば、確かに数字は上がりそうである。問題はそんな隠し玉がないことだが。

テレビを見てて、ラインのポイントがもらえるのは、来るところまで来た感じがする。ペイペイで、お金も来年あたりばらまき始めそう。


ここまでして視聴率を確保しなくてはいけない番組なのかな?その理由を説明できないと思う、受信料をばらまいてまで、見てほしいのはなぜなのか?

この時代、国民が一つの番組を見る、ということ自体、なんか寒いことだよね、と思う。BS見ればいいし、ネットフリックス見てればいいし、何ならテレビなんて見なくて、すごろくでもやってでもいい。無理めな施策で、視聴率をキープするのは、よく言うカンフル剤で、命も出してる感じだよね。ちーん。

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