若い人(平成生まれ)の中で、昭和歌謡を聞くことが流行っているらしい。NHK教育の「沼にはまって聞いてみた」で言っていたのでホントかもしれない。僕の中では、司会のサバンナ高橋さんは異常に好感度高いけどその話はまた。
昭和歌謡と言うと筒美京平の曲を好きみたいな話ししてた。そこまでが昭和だな、ということで、僕は勝ち誇った顔で、大正から昭和初期の頃、しかもSPレコードという時代の服部良一にハマってみてることを誇らしげに言ってみる。
言わずとしれた大作曲家で、未だにジャニーズのタレントが服部良一を歌い継いでる。別にジャニタレばかりではないけど。
これは、服部良一とジャニー喜多川が、仲良しで、笠置シズ子がアメリカ公演を行ったとき、ジャニーさんが若い頃で通訳をしたりしてて親交が深まり、ジャニタレに、ユーはこれ歌いなよ、と服部メロディをレコメンドしていてそうだ。まぁそのお陰で、関ジャニ∞が買い物ブギを歌ったり、資料室でホコリをかぶるような運命の歌を、再び蘇らせることができて、その功績は大きいと思うけど、亡くなってしまったからね、もうこの習慣も終わりかな。
さて、服部良一さん。買い物ブギもか銀座カンカン娘とか言わずとしれた大ヒット曲はもちろん、市丸ねいさんの三味線ブギ、山寺の和尚さん、上海ブギなど楽しくなるような曲から、蘇州夜曲、胸の振子、東京の空の下と言った感動系まで、幅広く最近アップルミュージックに登場した。
音源はSPレコードなのだろう、当然悪い音だ。でもね、音の良し悪しとかどうでも良くなる感動があるのよ。服部良一メロディ集を聞いていると、楽しいメロディ、美しいメロディに曲を聞き入ってしまうのだ。
妹の服部富子が歌った白バラという曲がある。平成の御代、服部克久がアレンジし直して、ヘイリーという人が歌ったバージョンはもう鳥肌です。淡谷のり子さんの雨のブルースもオリジナルで聞くと、いいのよね。
服部良一さんの記憶といえば、レコード大賞の開幕を宣言した姿ぐらいしか記憶にないけど、偉大な財産を残されていて、その恩恵にあづかれる時代に感謝!
コメント
コメントを投稿
皆さんからのコメントお待ちしてます!