ヘビロテ

今何故か僕は宮城道雄がベビーローテーションである。春の海とさくら変奏曲、たまらない。日本のお正月、あるいはお花見!という気分になる。


お正月三が日はNHKは、正時にニュースをやめて、この曲を流すべきである。こんな歌詞が美しく、メロディが日本的なものはないのではないか?


京都とか大きな神社仏閣では、境内に張り巡らされたラウドスピーカーで、この曲が流れてそう。迷子と自動車の移動のお願いの合間にね。また飲食店でも、絶対流れてる、それ故に安さを感じてしまうけど、日本の誇るべき音楽である、と言えると思う。ラウドスピーカーをやめて、せめてBOSEとかパナソニックの高音質のスピーカーで流してほしい。ライブ会場並のピーエーで。


お正月は、車の台数が減るので、東京の街も静かである。雪が降ると、その音も聞こえそうに静かになる。そんな中、お琴のお師匠さんのおたくから春の海なんて聞こえてきたら、上がって聞かせてもらうよね、まぁそんなことないけど。


宮城道雄は、寝台車のドアから落ちてなくなったそうだ。今のメディアなら、大騒ぎをする死因だが、僕が高校生の時でもたまに電気機関車に引っ張られて、ドアが手動の客車あったよね、電気でドアを開け締めする、という発想は割合最近なのね。


春の海は有名になりすぎて、バイオリンと琴で演奏されてるのもあるけど、やっぱそこは尺八だよね。バイオリんンって、相当違和感。

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