行政機関がAD化してる!?

 


今週の月曜日「さすらい署長風間なんちゃら」という番組が放送された。

タイトルが覚えられないぐらい興味はないのだが、録画して見たのは、は(2倍速で)地元のいわき市がロケ地として使われていたからだった


結論から言うと、このドラマの話の展開上、いわき市である必要は全くなく、北海道の苫小牧市でも、松山でも全然成立する話だった


それだけならまだしも、多少地元に媚びを売ったような発言があり、その発言内容というのが、

「震災以来いわきの人は頑張ってきた」というような、安っぽい話で非常にステレオタイプだなと思い、見た感じはいい思いはしなかった


ニューヨークなどで有名だったが撮影の便宜を図る組織がこの町にもできた


どのような仕組みになってるのかは知らないが、テレビ局様にロケに来てもらいたいばかりに、ただひたすら便宜を図り税金を使ってるのではないかという気がしてならない。


ちゃんと請求してるよね?


そんな安易な企画に乗ってしまい、テレビ局の AD のように働かされ、大して視聴率も良くないドラマのロケ地に使われたところで、一体どうなんだ、という気もしないでもないが、とにかく台本がゆるゆるでさすがテレビ東京クオリティという感じだった


NHK の大河ドラマや朝の連続小説など長い期間にわたって放送されるものはその経済効果というものは大きいだろう。


最近では朝の連ドラで古関裕而が取り上げられたので福島市は民放のニュースまで古関裕而古関裕而と騒いでいた


しかしその効果は多分一過性で、ドラマの放送が終わればそのブームも終わってしまう


ここぞとばかりに作った、古関裕而饅頭や古関裕而せんべいはどんどん売れなくなってくだろう


そんなお手伝いをするためにフィルムコミッションなる組織を作り便宜を図りまくる、しかも税金で、(想像だけど)というような経済活動はどうなのだろうか映画やテレビの世界が早く民主化されるといいなあとつくづく思う。

コメント

  1. まだ録画を途中までしか観ていませんが、昔ながらの地元観光局の意向に沿った宣伝番組の様相だね。

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    1. 出てくるのはハワイアンセンターと炭鉱。あとは古い旅館( •́ฅ•̀ )

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