フランス語は分からないのだが、英語で言うとthe riverという意味で、フランス人は、ローヌ川という風に理解をするということである
誰もが聞いたことがある、インストルメンタルの曲で、もちろん作曲、編曲は服部克久さんである
この曲は初めてリリースされて以来、いくつもの異なるバージョンがレコーディングされていて、この曲だけでも結構iTunesの中にあるけれども、最後に録音されたバージョンというのが息子の服部隆之さんがアレンジをし、娘の服部百音さんがバイオリンを弾いた、スリージェネレーションバージョンというやつで、服部さんのある意味遺作になった
このタイトルを聞いて、聞いたことがない!という人がいても、曲自体を聞くと、絶対聞いたことがあると思う
NEWSの季節ネタや皇室関係のBGMに死ぬほど流れた曲で、またNHK教育テレビでかつて放送された「ピアノでポップスを」という、服部さんが講師役を務めた番組のテーマ曲としても使われていて、ピアノを弾いてる人にとっては絶対チャレンジしてみたい曲の一つとして親しまれているのではないだろうか
通常のバージョンを聴いてる時には、ひたすら美しい曲、という理解をしていたが、この新しいバージョンを聞いてみると、百音さんの奏でるヴァイオリンが非常に物悲しくきこえる
既に何度もオリジナルは演奏されてきたので、初演というのはおかしな話だが、3人で初めて演奏されたのが、服部克久さんの傘寿を記念したコンサートだった
僕はその日コンサートの会場で聞くことができて、聞いてる側としても、感極まってスタンディングオベーションをしてしまったが、演奏された3人はもちろん、プライベートで、家族で演奏するようなことはあったとしても、まさかCDになるほどには思ってなかったと思う
いつもこの曲は演奏される時は、勝久さんがメインとなって演奏されるが、この日ばかりはピアノを服部隆之さんも引くし、バイオリンを孫の宗さんが引くし、服部さんは最初こそピアノを弾けと何となく脇役という感じがしたのだが、それに非常に満足してるようにも見え、音楽一家の有り様に心から満足してるように見えた
ちなみに隆之さんの奥さんはバイオリニストなのだが、このコンサートのバンドのメンバーの中にいて、バイオリンを弾いていたと聞いている
では、美しいメロディーとモネさんの胸がな物悲しいヴァイオリンが印象的な服部克久さん作曲服部隆之さん編曲ルローヌをお聞きください
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