このブログを読んでくださってる皆さんは、福島のことにどんどん詳しくなっていると思います。好むと好まざるに付け。
福島というのは天気予報的には浜通り中通り会津地方という三つの地域からなっています。
で、浜通りにはいわき市という市がありここにはかつて「大黒屋」というデパートがありました。
中通りは福島市、郡山市が大きな街ですが、福島市には中合百貨店、郡山市にはうすいという百貨店がありましたが、大黒屋、中合がそれぞれ閉店し、今では福島県には百貨店という意味では、うすいだけになりました。
うすいでたまに開かれる物産展では商圏が違ういわき市にまで、チラシが配られる有様です。
今日から三重県の物産展が開かれたということで、夕方のニュースを見ているとその模様が放送されていましたが、たかが百貨店の人気とも言えない三重県の物産展を、なぜ夕方のニュースは放送するのでしょうか?
その VTR の中には、他局のクルーの姿も映り込んでいて、要は全局でこの三重県の物産展の模様が放送されているということになります。
もう皆さんお分かりですね?
かつてはローカルニュースのコーナーの提供などもしていたようですが、いまや赤字決算を出すようなお店のため宣伝費はスポットだけに投下されています。
たぶんそのスポットの広告予算を4局ある民放で獲得するためには、うすいの物産展の取材をし、放送し集客のお手伝いをしないことには自分の局ばかりがスポットが出ない、という事態になりかねないということもあるのでしょう。
物産展のニュースのみならず、お中元、お歳暮のフェアが始まったなど放送局が忖度してうすいを取り上げることは数限りなくあります。
インターネットのニュースでお金をもらって記事を書いてる場合は、「提供どこどこ」であるとかペイド(paied)など書かなければいけないようなことになっていますが、新聞やテレビのお金をもらうために取材して記事にしました放送しましたというのは、その実態がどのようなカラクリによって記事化されてるのかというのが全くわからないと言う結構古い商慣習が残っている状態になっています
競争の激化と不景気のためか.夕方のローカルニュースのお行儀はどんどん悪くなってる気がします。
所詮は金なんですね、ということがよくわかります残念です。やれやれ
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