僕は痛さに耐えかねて、コロナ禍の今、歯医者に通っている。
不特定多数が集まり、治療中は口を開くなど、コロナ禍でいいのだろうか?というほど絶望的な環境下に置かれる歯医者治療だが、それゆえ歯医者さんも色々手を尽くしている。
①当然まず入り口で体温を測る機械があがあり、
②待合室に入れば空気清浄機が数台フルで稼働していて、
③治療室の天井には空調の機械が埋めてあるのだが、これは菌を捉える病院用の特殊な高性能の空調らしい。
④床にはこれまた空気清浄機が置いてあって、へパフィルターがなんだかんだと案内が壁に貼ってある。
⑤治療が終わるとマスクをして、手をかざすと自動でアルコールが出る機械で手を綺麗にして受付に戻ることを許される。
勿論これ以外でも、歯医者さんや歯科衛生士の人が、新たなルーティンとして衛生に気をつけてしてることはあるのだろう。
その甲斐あってか、歯医者でクラスターが発生したという話は聞いたことがない。
普通の病院では大規模なクラスターが発生したりしていることを考えれば、歯医者さんはなかなか優秀であるという言えるのではないか。
ただ空調が本当に有効なのかは個人的に結構怪しく思う。
空気清浄機の宣伝では、付けていればタバコの臭いやペットの臭いも消えていきますと謳っているけれども、どんなにガンガンつけていてもタバコの臭いが消えたことなど1度もない。
ペットがいる中で空気清浄機が付いていても部屋に入った瞬間にする、動物の臭いに耐えきれないことも結構ある。
そう考えると空気清浄機の限界ということを考えないといけない。しかし、にもかかわらず、大規模クラスターが発生していないと言うのもまた事実である。
ひょっとすると不人気の予防注射をするよりも、空気清浄機を整備した方が、これから続くであろう長い、コロナとの生活を快適に過ごすことができるのではないかと歯医者に通いながら、ふと思うのである。
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