日本の伝統芸能というのはよく分からない仕組みの中に存在している。
それを一つずつ知っていくというのはちょっとした喜びであるのだが、落語の世界もそんな世界の一つである。
僕は今まで自分が落語のファンになるなんてことは、全く思っていなかった、このため、何も知らないのだが、春風亭一之輔さんのファンで彼の落語の音声を聞いたり、動画を見たりしているとお弟子さんの話が出てくる。
そうするとお弟子さんにもなんとなく興味が出てきて、名前を覚える、名前を覚えれば、動画の中でこんなことがあって、あんなことがあったという一之輔さんの話の画像が浮かんでくる。こうなればもうファンである。一門の応援をしたくなるのだ。不思議な心理である。
よく分からないが歌舞伎のファンという人も多分こんな感じなのかな?と思う。
海老蔵のファンは娘や息子の舞台を応援し、市川の名前の俳優さんを応援するのだろうか。そうすると例えば、三田寛子が、歌舞伎の初日に会場に現れ、ご贔屓筋に挨拶をする、とか一生懸命やる意味も何となくわかってくる。全てはお家のため!というノリが何となく日本ぽくってそれらしい。昭和の爆笑王林家三平さんの奥さんか、女将さん、女将さんと慕われるのも、一門、家族としてのまとめ役で、三平門下の応援を期待してなんだろうなぁ。ファミリービジネス、一門という架空の家族のビジネスには、なにか不思議な雰囲気が漂う。それがまた魅力なんだけど。
絶大なる人気を誇った、山口百恵と三浦友和の夫婦の子供がイマイチぱっとした芸能活動をしていないというのは三浦一門を支える不安の努力不足ということになるのだろう
山口百恵もパッチワークなどをして家にこもってるいるのではなく、コンサート会場やテレビ局を巡って、自分の息子をよろしくと頭を下げまくることが日本の芸能界としては必要不可欠なことなのかもしれない、どうでもいいけど
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