仙台のレストランと落語とFMと高度資本主義。

 


今日の話題は、ザッツ資本主義という話です。


僕の今一番好きな落語家、春風亭一之輔さんには4人お弟子さんがいて、「一之輔一門」というのを構成しています。


一之輔さんのYouTube を検索しているとお弟子さんの動画も程よく出てきます。


その中で仙台出身の与一さんと言うとても喋りがうまい器用なお弟子さんが仙台のコミュニティ FM でしゃべっているレギュラー番組が YouTube に上がっています。


何気に聞いてみたんですが、なかなかおもしろく、何本か聞いてみました。



そこで気になったのが仙台市内にある飲食店「はち」がスポンサーになっています。コミュニティ FM とはいえ、スポンサーがなくては成立し得ないわけで、二ツ目になったばかりの若手の落語家の番組にスポンサーが付いているというのも凄いなあ、と思うのですが、このスポンサー、この与一さんの実家のレストランでした。


身内の芸能人の番組を実家がスポンサードする、ということがまともな世界であるのかと言われるとほかの例を思い出すことができませんが、


このレストランにしてみれば CM が流れることでお客さんが増える

コミュニティ FM 局にしてみれば収入が入る

与一さんにしてみれば話す機会が増える


と三方一両得の状態で、そんなに悪い話ではない気がします。


とはいえさすがコミュニティ FM !


自分の子供の番組を提供するということで成立して行く番組があるということを知って軽く驚きました。これが高度資本主義社会なのである。やれやれ。


そして悲しいことに僕はこのレストランハチに行きたくて仕方がないのである。


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