80年代と書いてエピック・ソニーと読むらしい。

 


「80年と書いてエピックソニーと呼ぶ」らしい。


80年代の EPIC SONY の時代のことを記した書籍でそう書いてある。


この時代は本当にそうである。


名前をいちいち列記することはしないが、ほとんど買ったアーティストのレーベルがエピックソニーだったというのが1980年だった 。


TM NETWORK 大江千里渡辺美里シャネルズ佐野元春などなど。


レベル内のコラボも盛んに行われていて渡辺美里の曲を作っていたのは小室哲哉さんだったし、大谷千里と渡辺美里のデュエットというのも結構あった。


佐野元春と矢野顕子のデュエットというのもあったが、これは Epic とは関係なさそうである。


さてこの時代になぜこんなにもエピックソニーが支持されたのかということについて、論ずるための材料を僕は何も持っていない。


あの時代は、確かにエピック一択だった


ついでにエピックとともに時代を象徴していたものを考えてみると、ポパイ、ホットドッグプレスと言った若者向けの雑誌も毎週買っていたような気がする。


ポパイなどを読みながら、エピックソニーのアーティストの曲を CD で聞き、まだ見ぬ東京やロサンゼルスに憧れを抱きながら、大学生という身分を獲得することに必死に勉強していたのが1980年代後半だったような記憶がある。



渡辺美里は Seventeen という雑誌の読者モデルかなんかの出身だったが、小室哲哉のバックアップにより歌手として名を知られるようになった。


「私はアイドルではなくロックシンガーだ」的な発言をして、生意気だと言われてるのは世の常なのだが、この当時 MBS の「ヤングタウン」というラジオのディスクジョッキーをしていて、ブレイク前からラジオでは名が知れていた 


「My Revolution 」が大ヒットし、その後のアルバムのジャケットが、アルファベットの飾りみたいなものを並べたものだったが、この並びにヤングタウンリスナーのために 、MBS というアルファベットを並べた写真でジャケットを作っていたのが印象的である。


そうそう80年といえば深夜放送が盛り上がった AM ラジオ最後の時代だったのかもしれない。