謎のJ’s bar

 


村上春樹さんのデビューからの三部作に登場するバーはJ ’バーという名前だった


記憶よると、確かビールとフライドポテトが美味しいというお店だった。


道路の拡張により移設しなければならなくなり、お金が必要になった時、僕と鼠が資金的に援助をし、形的に共同経営者となるという話だった。


 Wikipedia で説明もされていて、モデルとなったお店を探そうという読者がブログを書いているのもあった。


確か本の中では、神戸のお話だったと思うが、赤坂や神楽坂や1代目2代目3代目ジェイズバーといったものが紹介されていてもはやカオスの世界だった。


さてそれから時代が経ち、わたせせいぞうさんがモーニンで漫画を書き始めた。

「ハートカクテル」だ。


この漫画の中で登場したバーもJ’s バーというお店だった。


これは村上さんの作品のオマージュなのか、それとも文学者や漫画家の中での何かの符号なのか (講談社で作品を書く人の暗号かもしれない村上春樹の三部作も講談社から出ている)


J’S という言葉が謎めいた言葉として僕の心の中に残り始めた。


その後大江千里が出したアルバム「1234」の最後の曲にジエシオズバーという曲があった。これも略すればJ’s。謎が深まった。


バーの名前と言うと場末のバーでは女の人の名前というイメージがある。


しかしこのわたせせいぞうと村上春樹の場合は登場していたのは男の人だった。


日本人というよりは外国の人というイメージで J という頭文字の名前ということだとjoshとかそんな名前だったのだろう。jack とかジエシオとか。


日本人でありそうなのは淳とか純一郎か?


英語の頭文字でもGbarだとゲイバーぽいし、SバーとかMバーでは女王様が出てきそうだし、略字一つ探すのも面倒くさい。


なぜか昨日からバーの話をしている。