おそるへし。あんなところのデジタルマーケティング

 高校時代の同級生に、神社の息子がいた。


高校卒業して、東京の國學院大学に通い、神主になると言う正しい神主さんである。


その彼が神主を務める神社がどこなのかは忘れていたのだが、たまたまネットで出会ったページがその神社だった。


であったページというのは Instagram であった。


調べてみると Facebook にもファンページがあり、 LINE もやっているようだ。


なんとも進歩的な神社だなと思ったが、その神主の友達の Facebook ページを読むと、息子さんが何か忘れたが神社の KPI が年々低下していることに気付き、このままでは何百年後に消滅してしまうという問題意識から、ネットを使ったマーケティングを行うようになったというnoteが置いてあった。


父親としては自慢の息子であろう。


 Instagram もとても綺麗なページでその神社の行事などがよく知ることができた。イマハヤリの神社のなんだっけ?あれも紹介されていた。


地元の放送局は、グルメ紹介などせずに、このような神社のネットマーケティングというようなテーマを取り上げた方が面白いと思う。


格式の高い神社で、歴史もあり、坂上田村麻呂が登場するような歴史を持っていて、地元の百貨店のもしかしたらネーミングの起源にもなったであろう大黒様も祀られているという神社だ。

(インスタグラムのページより


昔は農作業などをしていた訳だから豊作祈願などたくさんの人が訪問していただろうが、今では都市化が進み、初詣ぐらいしか神社との接点というのがなくなり、何か忘れてしまった KPI も低下しているというのも分からないではない。


しかし息子さんの問題意識からネットを使って色々な情報を発信することで、僕のように全く接点のなかったものまで Facebook ページをフォローするようになり、近くに居れば絶対神社も訪問するわけで、時代は変わったなあと思うのである。


ちなみに神社の境内には LINE の QR コードが貼ってあり、それを読み取るとお勉強もできるようである。


神社の IT 化驚きました。







コメント