新潟県の越後まつだいという地区で、東京の都会のネズミを対象に、田植えから稲刈りまでの経験をさせてくれて、最後にお米を貰うという体験農家の企画がある。
僕の先輩が、以前家族とともにこれに参加し、大いに新潟の自然や食にインスパイアされたが、子供が大きくなるにつれ、そんなことより勉強や部活になり、暇そうにしてる私にお呼びがかかった。
なんとなく楽しそう。早起きして、車で新潟までドライブし、農作業に参加し、帰りにへぎそばを食べて、深夜に帰宅というのがパターン。
春の田植えの季節、長靴に履き替え、田んぼに入ると、体重でどんどん足が沈み、一歩踏み出すのも困難になりながら、動いていたら、パキン!と音がした。
ぎっくり腰になった。
痛くて田植えどころではなかった。
コンクリートの駐車場に移動し、お昼までずっと横になっていた。春の鳥の声を聞きながら、春風を感じながら、ひたすら腰が痛くて横になっている。最高ではないか!?
お昼は、どこかの食堂が作ってくれた田舎のお弁当という感じで見るだけで美味そう。
午後も引き続き横になり、帰りは山の上の温泉で汗を流す。
要は何もしてない。
帰りのパーキングエリアてスタバのコーヒーを飲むと、あんなに興奮してた農業体験から、都会のネズミ🐀に戻り、やはり美味しいわ、スタバ。都会がいいね!となるのである。
夏には草取り、秋には稲刈りと参加し、ご褒美にお米をもらった。
特に美味しいものでもなかったのは、ぎっくり腰の思い出の影響かも。
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