とある東京都選出の政党を渡り歩いた政治家のポスター貼りのバイトをしたことがある。
今の時代、ボランティアの仕事で無給らしいが、当時はバブル経済の恩恵か、金が貰えた。
とは言ってもバイト代は日給ではなく、出来高制。貼ったポスターの枚数✖️単価だった。
当時は消費税導入で、自民党の風当たりが強く、無所属で立候補していた。
本当は自民党だったが、政党を聞かれたら、保守系無所属と応えろ、と厳命された。
人の家の壁に、家主の許可を得て、ポスターをはる。
大抵どこかのポスター1枚貼ってあるところはノンポリで、簡単にOKしてくれて、その隣に貼ることになる。
自民系だからNGということは無かったと思う。
夕方、事務所に戻ると結構な出来高になっていて、君にはまた来て欲しい!と言われたが、二度と行かなかった。
嘘つき政治家の片棒を担ぐのはごめんだった。
まだ正義感があった。
その政治家をテレビで見るとあの、バイトを思い出す。
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