仙台で暮らしていた時、お店に必ずと言っていいほど、はられていたのが仙臺太郎さんの写真だ。
江戸から明治の時代、実在した人で、この人が訪れたり、店の前を自発的に掃除したり、水を巻いた店は繁盛する、という言い伝えから始めり、これに目をつけた、写真屋が、彼の写真を撮り、それを飾ると繁盛する、という感じでブームになり、広まったという。
オリジナルには、膝の間から彼のいちもつが写っているそうだが、さすが現代のテクノロジー、見えないように加工された写真も多い。
(Google対策か?)
クリスマス時期にはサンタに扮してのアーケードからつられるなと、商業主義の嵐に揉まれている。
これで思い出したのが、早稲田の街にいた大阪太郎さん。
ピンクの学ランを着て、大学界隈を闊歩していたサングラスのお兄さん。
一説には早稲田乞食というミニコミ誌の宣伝のため、奇抜な格好をして歩いてた、という説もあるけど、どうなんだろう。この人の写真を店に飾ると商売繁盛という噂はなかった。
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