まさに川の流れのように脈々と流れていくのね

 ル・ローヌは、NHK教育の「ピアノでポップスを」という番組のエンディングテーマとして一時期、毎週流れていた。



それを聞いて、この曲をぜひピアノの発表会で弾いてみたい!という人が多数現れたのであろう 。


YouTube にはひいてみたという投稿で溢れている。


それ以外にはオカリナやシロフォン、ギターなどで演奏されるバージョンも挙げられている。


その後、雅子様や紀子様という皇室の華燭の典で、多くのテレビ局がこの曲を人畜無害として使いまくった、ということも誰の耳にも聞き覚えのあるメロディにしたのかもしれない。


もともと音楽畑というオリジナルアルバムに収められていたが、その後、孫娘の服部百音さんがバイオリニスト華々しくデビューして、傘寿を迎えたコンサートで、息子の隆之氏が編曲し、バイオリンをモネさんが弾いた3ジェネレーション版というのが披露され、新たにレコーディングされ、発売された。

音楽畑というアルバムは、何十年にわたってリリースされてきた。


さだまさし、和田アキ子、小林幸子まで切って、若返りを図ったワーナーミュージックの粛清の波を乗り越えて、最後までワーナーから出されたのは、作曲家協会会長に対する忖度からか?


服部さんのピアノで始まるこの曲は、いつものように美しい。


全国の放送局では、朝のステーションコールや天気予報のBGMとしても使われているようである。


大沢悠里のゆうゆうワイドでも死ぬほど流れてた。


作曲家は亡くなっても、曲は永遠に生き続けるのだろう。





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