広島で平和を思ふ。

 広島に出張した時、お好み焼きを食べに行くより、原爆ドームをこの目で見ることを優先させた。


一瞬にして多くの人(14万人)の命を奪った原爆の爪痕を見ておきたかった。


暑い夏の季節だった。結構広い平和公園にはテレビでお馴染みのへいわのともしびの像やたくさんの千羽鶴があり厳粛な気持ちになる。


川が流れている。

この川に多くの人が熱くて飛び込んで亡くなられたのか、と思うとほんとやるせなくなる。


そして原爆ドーム。

思ったより小さかった。

戦後風雨に耐えて(もちろん補修はしてるんだろうけど)こうして、原爆の悲劇を伝え続けてる建物にさすがに写真を撮る気持ちも失せる。


原爆ドームなう、とか投稿する気も起こらない。


しばらくの間、蝉の声を聴きながら、この歴史の証人を眺めていた。


今の壺🏺政権、また戦争とかしかねないな、と思う。台湾もきな臭くなってきたし。


農学部出身の国際政治学者で感じも読めない人が徴兵制とかなんだと叫んでいるが、ここに半日もいて、そう言えるのだろうか。


平和、という言葉を簡単に使いがちだけど、この言葉にはたくさんの犠牲者の命の重さを感じない訳には行かない。


それでもたびはつづく。

お好み焼きを食べに、有名な店を目指したが、暑くて、そこら辺の店に入り、後悔した。


新幹線で帰るのだが、かなりの時間を要する。お好み焼きは食べたが、お腹空くと困るので、駅で弁当を買おうと見たら、普通の幕の内弁当しかなくて、涙。


もっと広島な弁当食べたかった、と幕の内弁当のアナゴの破片を食べながら反省した。


では1曲お聞きください

さだまさしさんで「祈り」




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