平成の人気店対昭和の伝説

 「早稲田3大油田」というのがあるそうだ。


油っぽい料理を出すお店という意味で、具体的には

★おとぼけ

★キッチン南海

★お弁当屋さん

の三つを指すそうである。


あまりセンスがいい呼び名とも思えない。


おとぼけというレストランについては以前このブログで書いた気がする。


キッチン南海については書いたことがない。何故なら行ったことがないのだ❢


これは逆に不思議で、毎日通学路として、この店の横を通っていながら、油ぽい物好きのこの僕が敬遠するほど、オイリーだったのだ。




一度も行ったことがない!というのも何か画期的な感じがする。


一つには、僕の友人の生活の中にこの店は入ってなかった。話題にならなかった。


ちょっと入りにくそうな店構えに遠慮していたのかもしれない。


神保町のキッチン南海がこれだけ話題になっているが、世の中を先に見通すことができなかった自分を恥じたい。


一度ぐらいは行っておくべきだった。そのキッチン南海が店じまいとのことである。

なぜ行かなかったのか、というもう一つの理由に、カレー藤と言う燦然と輝くジャンキーなカレー屋が僕らのたまり場のそばにあったので、そこに足繁く通ってしまい、新規開拓が出来なかったというのもあるのかもしれない。(カレー藤のデジタルデータは世の中が持ってないのだ。時代が早すぎた)


今僕が神保町で一番行きたい店はキッチン南海である。


初めての経験をこの年に指定するというのもなかなかいいものである。

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