追い出された?!中学生の悲劇。

 まずはこのGoogleの航空写真をご覧頂こう。


紫で囲ったところが、空き地なのである。


我が家の車庫と隣の吉田さんの家の間にあるこの土地。


何故かぽっかり郵便局の飛び出した土地で何に使われてない。


今度は地上からの写真で見てもらうと、四角い郵便局の土地に犬の耳みたいにはみ出たとこがおわかりいただけるか?




父が生きていた頃、近所の中学の生徒が、放課後、この土地に集まり秘密基地のように、お菓子や飲み物を持ち込んで大声で叫んでいたらしい。


不良のたまり場になることを恐れた父は、僕や弟が通っていた中学校に抗議の電話をして、結局、郵便局が鉄でこの空き地を封鎖するに至り、この街の治安は確保された。

中学生なんていうのは、放課後に学校でもなければ自宅でもないどこかの空白地帯で、仲間とワイワイガヤガヤ時間を過ごすのが楽しみであろうに。


大人の手によってこの空き地は封鎖されてしまった。


郵便局に行くのに、相当近道だったそうだが、今やぐるっと回らなくてはいけなくなり、母親は使えた頃を懐かしがっていたが、封鎖させたのは、あなたの夫よ、といいたい。


この中途半端な土地を借りて、喫茶店でも開こうかしら?


パンプキンパイが売りの「安眠」なんてネタ誰も知らないだろうなあ。