なぜこのニュータウンは高級住宅街と言われるのか?

 京都の紅葉の名所といえば、永観堂、清水寺など、長い歴史の中に佇むお寺などが多い。


最近Instagramでよく見かけるのが、

京都市の中心に住む人たちは、ゼッタイに京都とは認めない、街のハズレに桂坂という街があり、ここの🍁の写真がよく上がったいる。

道が曲がりながら、ゆったりした坂になっている両側を、紅葉が等間隔で埋められ、そこにバスが通っている絵が、の世の中のお気に入りのようだ。


実は行ったこともないし、正確なところは自信がないのだが、この桂坂という街、一般に言われるニュータウンのようなものて、セゾングループの西洋環境開発、という会社が開発した街なのである。


その街の中に、昔からの紅葉の名所に負けないような紅葉の坂道を作った、という感覚がいかにもセゾンだな、と思う。


いかにも堤清二、といってもいいのだろう。



ニュータウンの中に、観光名所になるような自然の力世界を人工的に作り上げて、街の顔として溶け込ませる、さすがだ。


桂坂と検索ワードを入れると、お金持ち、高級住宅街とサジェストされるまちに育った。



この会社がブイブイ言わせていたのは、まさにバブルの時代。


バブルの崩壊とともに、この西洋環境開発が理由の一つとして崩壊したセゾングループだが、アイコニックな街の象徴は未だに人気なのだ。


SAISONの余韻。