クリスマスの耽美。白と赤のコントラスト

 クリスマスに地味にいまでも売り出されるのが、クリスマスブーツ。


お菓子がブーツ型の容器に入ったお菓子の詰め合わせ。


勿論、日本発祥です。


1950年頃、滋賀県草津市が発祥とのこと。

駅前にはクリスマスブーツ発祥の地、というモニュメントが堂々と鎮座しています。


写真のおじさんは誰?!


昔は紙に銀紙を貼って作ったブーツ型の容器にお菓子を詰めたと言うこと。


ケーキがまだ買えない時代で、せめて、と発案されたものらしい。


日本のクリスマスって、


クリスマス=貧乏=代替チキンライス=代替クリスマスブーツ=七面鳥の替わり鶏


と代替品で溢れてますね。


子供の頃、貰ったブーツの中身をより、入れ物に興味があって、雪が降ったとき、その赤いブーツを無理やり履いて雪の中散歩した意味不明の思い出があります。谷崎潤一郎的世界。


雪の白に赤いブーツがセクシー。


今はブーツ自体に、セーラームーンやミニヨンといったキャラクターがつけられて売られています。


ミッキーマウスのブーツなんて売られてると、アメリカ発祥と思ってしまいますが、草津ですからね。