とある百貨店の包装紙を手掛けたのは国宝のようなあの方!

 私鉄は沿線に必ず百貨店を作る。


 これは阪急が作った鉄則で、後に東京の私鉄も習った。


新宿には小田急百貨店、京王百貨店があり、池袋には西武百貨店がある。


では京成電鉄はどうだろうか。


かつては始発の上野駅前に京成百貨店があったそうだ。


所が経営不振で、今はマルイ(○|○|)にビルを貸している。


京成電鉄の始発駅の上野には百貨店がないのである。


ところが京成電鉄とはまるで縁もゆかりもない茨城県の水戸市に京成百貨店はなぜか存在する


なぜ水戸なのかはわからないけど、この百貨店の包装紙画これ。


誰が書いたか?今や水戸にしかないマイナーデパートだが、書いたのはなんと東山魁夷!

すごくない?


東大和市さんといえば、皇居や古都のお寺の襖絵などを手掛けた去声である。(確か唐招提寺とか)


京成電鉄の社長で、ディズニーランド建設にも関わった社長川崎千春さんの娘が、東山魁夷さんと結婚したらしい。


その縁で、包装紙のデザインを頼んだというなんともはや日本的な血縁社会。


まぁ今や水戸でひっそり営業の百貨店に成り下がってしまったわけで、包装紙のデザインが美術界で有名かどうかなどは全く関係がないということであろう。


気になって高島屋や三越、西武百貨店などの包装紙をデザインした人は誰なのかを調べてみたが、特記すべきことはなかった。


楽天のロゴや楽天モバイルの店舗などをデザインしたのが佐藤可士和さんというのとおなじか?しらんけど。

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