マッチポンプ。「被告はさだまさしの『償い』と言う歌を知ってますか」的な話

 「発見ふくしま」という「世界ふしぎ発見」みたいなキャンペーンをご存知でしょうか?


都内の賑やかな街で福島の水産・農産物を売るキャンペーンをよくやっています。


さらに「PR TIMES」にお金を払って記事を書かせ、Instagram、TikTok、you tubeにアカウントを持って、私の知らない福島のタレントを使ってキャンペーンを行っているこの「発見ふくしま」、裏にはスポンサーとして東京電力がいるのでした。


隠れてスポンサードしてるのではなく、ミッキーマウスの写真や文言のあとには©Disneyと必ず書いてあるように、ロゴの下には「発見ふくしまはTEPCOが行ってます」と堂々と書いてあるのだ。


つまりは福島の原発事故と恐らく無関係ではなくて、街を汚した償いとして、東京電力はどこぞの広告会社に年間何十億という金を払って、かつて世界からソッポを向かれた福島産の農産物、魚介類のキャンペーンを行い、その経費は電気料金として関東にお住まいのみなさんが負担している、という高度でもなんでもない資本主義の仕組みであろう。


そして間もなく、海に大量の処理水という名の放射線汚染の水を流し、再び漁業に打撃を与える。まさにマッチポンプだね。


もっと話をややこしくするのは汚染の被害を受けた自治体も、原発を大歓迎していた黒歴史があるって事よね。


太陽光の利権絡みの事件が華やかな昨今ではあるけど、もう少し自然エネルギーに熱心だと、今頃違う未来があったかも。


今頃になって、屋根にソーラーパネル置け、と女帝は仰るが、まだまだみたいですよ、技術的に。


これみよがしの発見ふくしまキャンペーン、

いわゆる(失笑)ってやつね、マッチポンプぶりに笑う。(失笑)

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