盆と正月が一処に来た、という表現がある。
まさにそんなことのようだ。
写真ではよくわからないのだけど、
とんかつの半分がカツ丼の味付けで、
残り半分がソースカツになっている。
ソースカツとは揚げたてのとんかつに、
ソース、みりん、トマトケチャップなどで味をつけたソースを絡めた新潟や群馬、会津の食べ方。
このお店は会津の中華料理屋、「重慶」というお店たが、もちろん中国の重慶にこんな名物はない。
この会津のお店を訪れたお客さんが、
メニューのカツ丼とソースカツ丼の２つに迷うらしい。
ならば１つにしてしまえ！というアイディア料理である。
でも重慶という名の中華料理屋で、カツ丼か？という気も若干する。
アイスクリームで一つの味を選べず、２つ注文してコーンにもりもりになったり、ピザのハーフアンドハーフという考え方ね。