俺は田舎のプレスリー的な。

 僕の通っていた高校が生んだスター(?)に阿呆鳥というフォークグループがいる。知ってる?

知らないだろうなぁ。


高校在学時代から人気があり、

メンバーの一人が事故で死亡し追悼コンサートというのを、常磐市民会館という僕は行ったこともないホールでやったらしい。


その後残されたメンバーで地元で地味に活動して力を蓄え、さだまさしのライブ盤の録音が行われ、山口百恵の解散コンサートのいわき公演も行われた平市民会館を立ち見を含む満員にする。もう俺は田舎のプレスリー状態。


この頃NHKFM福島のリクエスト番組では大スターだった。


晴れて松山千春のレーベルからデビューしたが「物語」という曲がオリコン最高38位。オールナイトニッポン二部とイマイチ盛り上がらず解散。




メインボーカルだった人は今はコミュニティFMでレギュラーを持っている。


それなりの年齢層には懐かしいキャラだと思う。


オールナイトも聞いたことはないけど、多分いわき弁丸出しで喋るのだろう。


時代はバブルに向かい、のりだけの音楽が求められ始める中で、フォークの需要はなくなっていたのかな。


サブスクにはないけどユーチューブに音源あった。瀬尾さんのアレンジは服部克久が聞けば薄笑いを浮かべながら「いいんじゃない?」という程度のアレンジで、聞いていて疲れる高音域押し。時代の雰囲気がよく出てます。



画面で見るとちょっとルックス的に全国区は辛いな、と思うね。


歌で歌われている街が、もしいわき市の全盛期の平だと思うとちょっとキュンとする。


歌の主人公たちも大盛りで有名な喫茶店に行ったのだろうか?