実数文化

 テレビやラジオで、沢山のご応募ありがとうございます、といったときの「沢山」の解釈は様々だろう。


ベストテンのリクエストは週に何万通が届いたと言うし、硬い企画なのにこんなにハガキ来た、100通だけど、ということもあろう。


これらの共通点は、ユーザーはホントのハガキの枚数を知「れ」ない、というところ。

主催者側の発表が全てだ。



大本営発表。


ところがネットの世界はそれを許さない。  


この前、福島中央テレビの「ゴジてれ」というローカルニュース番組で、満月の写真に#タグをつけてXで投稿してください!という無謀と思われる企画を堂々やっていた。(#ゴジてれお月見)


案の定、投稿数は30前後。そのうちいくつかは主催者側の投稿。トホホ

ローカルとはいえこの数はどうなの?多いの?少ないの?微妙。


普通テレビでTwitterといえば、飛ぶ如く超高速でタイムラインが流れたものだ。


CSのアメリカン・アイドルですら、だ。


とはいえ、わざわざ写真撮って#タグ付けて投稿してくれた人が30人「も」いた、とも言えるかもしれない。


昔に比べればTwitterのユーザーも減った、というのもあるだろう。


地方のメディアでは今が盛のようだが。


「沢山の方に御覧頂いて、」とまくら言葉のように言うyoutubの再生回数が三桁だったり、登録者数画どんどん増えていますと言う割には毎週変わらなかったり、Voicyの再生回数が少なすぎたり(二桁!)、実数公開って怖いものだ。


このネットの文化怖いよね。

誰が決めたんだろう。


其昔はニュースなんかもアクセスランキングという名前で実数を公開することなく、人気記事を公開していたが、docomoのポータルは閲覧数(マルめた数字だけど)公開されていて少し驚いた。


昔はよかったよね。






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