新しい戦前に、古い戦前の話を見る

 「世界ふしぎ発見」が始まるその前も、電通扱いの日立一社提供の「日立テレビシテイ」という枠があった。


毎週企画が変わるおもちゃ箱のような番組だった。


唯一記憶にあるのが、服部良一の生涯を財津和夫が演じた2週シリーズ。


いまNHKで話題の笠置シズ子は研ナオコが、淡谷のり子はちあきなおみが演じる時代感。


最後はザ・ベストテンのバンド前のセットで、服部克久指揮で、服部良一を前にヒット曲を雪村いずみ、西城秀樹、柏原芳恵が歌うおまけまで付いたこのドラマは時を越えてたのしめた。


タモリさんの言うように、時代は新しい戦前。


そんな時代に、古い戦前、戦中、戦後を舞台にしたドラマを見ると、時の政府の唯一の役割は戦争を起こさないことしかないな、と痛感した。


親子共演は良一、克久のみならず、最近は克久、隆之も。


音楽でも結ばれた幸せな一家の物語、あっという間に見れます。


これ見るといちいち朝の連ドラ見なくてもいいかも。


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