バスが来るまで

 数日前、国道で見覚えのある塗装のバスが走っていた。

最初答えが出てこなくて「?」という感じになったのだが、三秒おいて答えが出た、都バスだ!

北に向かって爆走していた。あまりに急なことで写真に収めることができなかった。


別にバスの整備工場なら都内にあるだろうし、なぜ福島で都バスがはしるのかわからない。


中に徳光さんと田中律子が乗っていて、お買い物ツアーでもしてるのかな?と推測する。

緑色の塗装が懐かしくて涙が出た(嘘)


偶然、僕に住んでたマンションの前にバス停が在る生活が続いたので、通勤とかにバスを使うことも多かった。


都内は便数が多いので、時間を気にしないでバス停に行くと、結構な頻度で目的地に行けた。


今や当地の一日のバスの便数は一日五便程度で当てにならない。


そうなると人が乗らなくなって、バス会社が路線を廃止しようとする。


すると反対の声が上がって、市が補助金(年間二億円!)を出して、路線は維持されるが、相変わらず空気だけ運んでいる、という状況に名前をつけたい。


その点、都バスは全国で数少ない黒字会社。地方が負のスパイラルなのに、正のスパイラルだからね。羨ましい。