来店支援サービスは何故上手くいかないのか。

 時系列で書いていこうと思う。


アメリカでスマホが始まって意外に直ぐにスタートしたアプリのサービスに「ショップキック」というのがあった。


ユーザーがお店に入店して、超音波を発生する装置の傍に行くと、チェックインが出来、ポイントがもらえるサービスだ。

Macy'sやオールドネービーで使えた、と書くと誰もがその可能性に夢を見るだろう。


お店はポイント代を負担して、店内の目立たないところに超音波発生装置を置くと、ショップキック側で来店を促すメールを出したり、表示をしたり誘客の試作を色々やってくれる、というものだ。


日本では「スマポ」という同じ仕組みのサービスが始まった。その後大手の情報メディアやキャリアが同様のサービスを始めた。


一時期ローソンで来店ポイントを貯めることが出来た。クーポンがプッシュされたり、新商品の情報が表示されたり、なかなか未来チラシとして面白いことになりそうな感じはしていた。


ところが、大手は撤退し、スマポも楽天に買収され、「楽天チェック」として生まれ変わった。


楽天は通販だから、別にお客さんを実店舗に誘導しなくてもいいんじゃないの?と思うけど、そうでは無いのだ。


当時なら楽天EdyはSuicaやnanacoというライバルと、今なら楽天payはPayPayなどとシェア争いをしなくては行けない。


その戦いに役立つ兵隊が楽天チェックなのだと思う。


どんなものかと、アプリを落として開いてみたらあーらびっくり。


近所では、ローソンと家のそばの公園と少し離れた楽天モバイルしかチェックインできない砂漠だった。

しかも公園ってなに?誰が得するの?とは言え、公園に行ってみた。


公共の公園によく機械を設置できたな、と思うけど、公園でチェックイン確かに出来た。


しかし、20回チェックインして、くじが1回引け、ハズレから数百ポイント貰えるって。


そりゃーチェックインポイントが沢山あれば20回なんて簡単でしょ、でも公園ぐらいしかないのよ。まだまだだな、特に田舎は。


静かにアプリを閉じた。


激しく業種間で競争をしているコンビニとかスーパーとか、ファストフードとか、それでいて日常的によく行くところで一業種一社だと、結構面白いけど、結構限られた面白さを提供するサービスなのかも。今後に期待。


ところで沢田研二の「お前にチェックイン」という曲、大沢誉志幸が作っていたのね。あの時代。凄いな。


ジュリーのプロデューサー優秀👏


沢田研二って色んなところでいい曲に出会うよね、TOKIOとかヤマトより愛をこめてとか。この話はまた今度。

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