「♪真競(しんきょう)はいかがですか?」

 「真競はいかがですか?」とは、

小痴楽のNHKのラジオ番組「楽屋ぞめき」の中でラジオの寄席番組「真打ち競演」の宣伝をするコーナー。


多分どちらも偉いスタッフが一緒だと思う。


そんなわけで、今日の話題は「真打ち競演」

その名の通り、毎回、真打1人の落語と漫才や音曲ものなど3組の出演者が出てネタを披露する古典的な番組。


もちろん誰が出るかは毎週変わる。


しかも会場も毎週全国変わって、NHK「のど自慢大会」と並ぶドサ回り番組となっております。


司会もその地域のNHKのアナウンサーが務めます。


今週は北海道比布町という、かつてピップエレキバンのCMで樹木希林と会長がロケをした街の農業何とか会館での公開録音。そうなんです。そんな田舎まで行くのです。


ロケット団と三遊亭萬橘という田舎にしてはエッジのきいた顔ぶれ。


この番組、年間で放送回数が毎週なので52回あるとして、回る市町村数は日本全体で全国に約1700あるから、かなりの確率で自分の市町村にはやってこない。


しかも2本取りしてるから、さらに自分の街に来るのは倍の確率になる。


しかも仮に自分の街で公開録音があったとしても、自分が聞きたいようなメンバーかどうか?という問題がある。


柳亭小痴楽、春風亭一之輔、柳家喬太郎、春風亭一朝、春風亭一花、春風亭朝枝、三遊亭萬橘、三遊亭兼好、柳亭市馬なら行ってみたい。


漫才ならロケット団、U字工事、ナイツなら絶対いくよね。


しかしオールスターのメンバーでいわきで開かれる可能性はほとんどない。


いわきで開かれるとしたら、市庁所在地平(たいら)という街になるであろう。


当勿来(なこそ)地区は、かつて落語協会の真打3人昇進メンバーの落語会の入場者数が、小屋の3分の1、という悲しいレベル。

スーパーカーとか何とか坂48が来ないと駄目みたい。


こういうのを民度って言うんだろうね。


真打ち競演の聴き逃しを聴きながら、

きっと師匠は来ない♪

と歌う毎日。


独演会では一之輔さんも来るんだけどね。

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