ラーメンの「家系」とか「二郎系」とかは全く興味がないのだけど、スパゲッティは興味あるわ。
本来なら、修行した師匠の名前で、「落合系」とか「神戸系」とかあっていいと思うんだけど、このクラスではあまりそんな話は聞こえてこない。
グラナータ系とかエノテカピンキオーリ系とか言わないよね。あるんだろうけど。
そこで登場する概念が、「ハシヤ系」
もともと代々木公園の駅の上にあったハシヤ。支店として赤坂国際ビルの地下にもあった。
お昼時となると、食いしん坊の(古い!)サラリーマンが列を作っていた。
たらこパスタは木のボールに入っていた。この木のボールがハシヤ系の大きな特徴。
そして定番のミートソースには納豆がトッピングされた納豆ミートソースなんてものもあった。
で、このハシヤ、たくさんの若い人がキッチンの中にいました。
その結果たくさんのハシヤ系のお店が誕生しました。
その前に、このハシヤの初代の店の店長(つまり社長?)は、壁の穴で働いていた、っていうから、日本の和食パスタは壁の穴から始まっているんですね。壁の穴系と言ってもいいのかもしれない。
もしかしてたけど、五右衛門やジャポネ、パンチョとかも全部壁の穴出身者がやっていたら驚くよね。(ネットでは分からなかった)
僕のお気に入りのハシヤ系は、八丁堀にある「マイヨール」か人形町にある「心」(渋い名前よね、パスタ屋なのに、和風とは言え)
マイヨールは混んでるからランチ開店前に行くけど、常にオープン前でも行列ができてたもんなあ。
土日のお昼に清澄白河から自転車を飛ばした。結構あるんだけど、美味しいもののためには!
今週は違う店行こうと思っても、マイヨールか心に行ってしまい、今週こそ、ちがうものを注文しよう、と思ってもたらこ系を頼んでしまう自分が嫌でした。
この季節は牡蠣と醤油とバターとか美味しかったけどね。
ハシヤ系はあまりにも数が多くて、書き出すのを諦めてここにリンクを貼っておきます。
新宿の野村ビルの地下にあるのはハシヤなのは支店だからなんだろうな、ハシヤなのは。