子供の頃、日曜のお昼に放送されていた「ドレミファドン!」。
高島忠夫が司会でした。
Yeah!
イントロどん!
提供が日本食堂で、コマーシャルにチキン弁当がよくでてきた。
まぁ子供心に憧れまくった。
駅弁と言えば当時は「幕の内弁当」とか、「うに弁当」とか大人むけで子供として関心は無かったが、このチキン弁当は唐揚げとチキンライス!子供心をくすぐられた。コチョコチョ。
唐揚げとケチャップのチキンライスだけなのにね。
オトナになってもまだ売られていて、車内で食べたときの美味さよ!
車内に聞こえるぐらいの声で「うまい」と叫びたい味だった。
日本食堂のお弁当って、僕的には給食とかファミレスと同列で、まずくはないけど、美味しくもないレベルなんだけど、チキン弁当は美味かった。(冷たいのは残念だけど仕方ない、弁当だからね)
そのチキン弁当も今年六十周年だそうだ。凄い!この移り変わりが激しい世の中で六十年!
もし…
・チキン弁当ではなく、名称が唐揚げ弁当だったら
・チキンライスではなく白飯、もしくは鶏炊き込みご飯だったら
・あんな派手なパッケージでなければ
60年もったかな?と考えてみる。
「僕はアサリの深川めしが大好きです」なんて子供はいないから、チキン弁当は子供の心をガッツリ掴んではやさないんだろうね。