終わりの始まり。

 驚愕のあまり、緊急でこのブログ書いてます。


昨夜、隣町で火事がありました。


火事自体は市が運営する安全情報のメーリングリストで知りました。


これは素晴らしい。


多分消防署の出動状況が自動で送られてくるんだろう。


火事のあった地域は、知ってる人が住んでいる町なので、心配してた。


一夜明けて、状況が知りたくて我が家で購読してる全国紙を久々巡ってみた。


所が…


何度見直しても、昔は社会面の裏にあった福島版が無いのだ。


福島支局撤退とかの話は聞きてない。


お休みなのかな?支局が、毎日地方版を維持できない人数で、働き方改革とやらで、週三回発行とかなのか。


調べればわかるんだろうけど、まぁ面倒だがら調べない。


このことのほうが近所で火事があった事より驚きだった。


誰も読まないけど、全国紙には地方版があって、正義のために読まれない記事が毎日載せてる余裕は無いようだ。


確かアマゾンは伝統ある何処かの新聞社を買ったよね?


それと同じで日本の何処かのIT企業が何処かの新聞社を買ってあげる時かも。


新聞の新聞と言うべき共同通信すら、運営費を出す地方紙が売り上げに苦しんでいて、加盟費がたかすぎる、と不満を漏らしている、的な状況で、支局で働く人を減員するらしい。


よく、地方の百貨店が閉店とかあると、シャッターが降りる店の前で、子供の頃から来てて思い出がとかインタビューででてくるけど、もし新聞がなくなったら、大変なことになるとおもう。


地方のテレビ局は残念ながら期待できない。地方のニュースが、発表ものとグルメ、店情報に堕ちてしまったから、復活はできないと思う。



残るは地方紙なんだけど、こちらは日テレ方式で、まとめて地方紙を経営するほうが効率的なんだろうけど、何代も続く社主が手放さないんだろうね。


恐らく、明治時代の自由民権運動の流れの中で生まれた地方新聞は、国民の民主主義への関心の喪失とともに、消える運命で、権力の薄ら笑いが聞こえてきそうだ。

この前まで、夕方のローカル局のニュース見てたけど、知事が試食会に出たとかミス名産物に会ったとか甲子園児を応援した、はやるけど、議会の審議とか地方の問題とかやらずに、ひたすらグルメだもんね、いろんな意味で日本終わってる。残念。


日テレが地方局をいち早く一つの会社にするそうです。基幹局が集められていて、さらにその下にある地方局はどうなるんだ!?という問題はあるけど、地方紙こそ早めに手を打たないと、取り返しのつかないことになりそうです。


新聞購読代を軽減税率適応してるだけでは、対応できなくなるよ、権力の国ではなく、ここは民間で何とかしないと、新聞もNHKみたいな御用報道機関に成り果ててしまう。なってるか。


期待しない時代。