かつてBS、CSができる前、これらの登場で地上波ローカル局は炭火焼き小屋になる、という説があった。
ところが実際炭火焼き小屋になりそうなのはBS、CSの方だった。ローカルな話題は多分水みたいなものでなくてはいけないと思う。
今日はローカルニュースの話。
地方にひとつはある地方新聞は明治時代、自由民権運動華やかし頃、おらの街にも民主主義を!という熱い思いで創刊されたものが多いと思う。
ところが、そこが民権の怪しいところ。
一度民権を手にしてしまうと関心が急に薄れ、地方紙も購読部数が減少する問題に直面している。
そうなると矢面に立たされるのが何故かYahooニュースなどのネットメディア。ほぼ関係ないと思うけど、仮想敵を作りたいんだろうね。
さて、ネットニュースでもローカルニュースの扱い方は2つあると思う。
①ひとつはYahooニュースとそれを模したポータルサイト型
地域ニュースというタブの中に、全国のローカルニュースが押し込まれているパターン。
面白ければ全然関係ない地域のニュースも読んで行って見て言ってお兄さん!というパターン。
確か京都で、駅に住んでる猫がふと電車に乗り込み遠い駅まで運ばれた、という話題とかがそれ。
②新しい時代の地域ニュース
今度はユーザーに初めに何処に住んでます、を登録させるパターン。まぁリーズナブルな話だよね。地元の新聞社、テレビ局のニュースが面白いかどうかは別として、そんなものがたくさん載ってる。同じ話が違うメデアから死ぬほど出てきて少し退屈。
とあるキャリアのポータルニュースサイトでは○○県☓☓市レベルまで細分化されていて、より身近なニュースを読める。
県紙やローカル局よりメッシュの細かいWebサイトを探せ!と思いついた人賢いと思う。
このとき、新聞社と関係ないローカルWebメディアが結構面白いニュースを出してくる。
③新しいローカル
これは最近気がついたんだけど、スマホ時代のニュースサイトと言ってもいい。Google先生は進んでるわ。
まず郵便番号などを使って地域を選ばせる。郵便番号だと核となるのはかなり狭いエリアになるけど、それだけではニュースが集まらないので、少しスコープを広げた市レベルのニュースがメインになる。
普通ならこれで終わりなんだけど、GoogleニュースにしてもGoogleディスカバーにしても、ここにひとひねりがある。
one more thing !だ。
僕が住んでるのは福島県と茨城県の県境なんだけど、江戸時代じゃないから人の行き来はあるよね。
北茨城のココスに行ったり、TRIALで買い物したり、逆もまた真。(山崎まさよしセロリ風)
町中で水戸ナンバーとかよく見る。
そうするとGoogleニュース、位置情報を使ってるのか、茨城県の北側のメディアの情報も適度にブレンドしてくるの。これ結構便利、そうだよね、と思う。
例えば西荻に住んでる人は、荻窪も吉祥寺も生活圏なわけで、杉並区も武蔵野市、場合により三鷹とか周辺の情報が知りたくね?
1か所行政区を選ばなくてはいけないのは窮屈だし実態に即してなくね?県や市町村で地区を選ぶより、今住んでいる場所を中心にして半径何キロのニュースが求められる。
これをきれいにできるのはインターネッツ、しかもスマホとかはめちゃくちゃ得意そう。
パソコン版から発展したニュースサイトはその思想をひきずっていすぎだやよね。
福島に住んでるけど、仙台や水戸に行ったら、その地区の話題を、まず知りたいよね。今日は何があるかとか何が安いとか。
さて、私「いわきtoday」という地元の情報に特化したブログを始めてみました。
最初は散々たる結果だったんだけど、最近数字が伸びてきて書いてる方も楽しくなってきました。
店の開店・閉店情報ばかりでないスーパーローカルメディア、こんなにローカルでいいの?という話題が受けたりする。
Googleニュースに掲載してくれてもよくてよ。
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