天才!

春咲小紅がヒットしたのは神戸博が開かれた年だからずいぶん前になる。今調べたら1981年だって!
この春咲小紅は糸井重里作詞、矢野顕子作曲で、編曲はymoymoとなっている。


YMOという表記が多分ほかのレコード会社ではできない関係で、このように表記されているのだろう。(知らんけど)


確かにザベストテンではYMOの3人もこの曲のバックの演奏をしていたが、どうもカラオケぽかった。




その後も矢野顕子さんは何度かベストテンに出演されたのだが、YouTubeで凄いものを見つけてしまった。


矢野顕子さんの魅力は…


一つは歌のうまさ。自由に歌っていて時にオリジナルのメロディがなくなるのだけど、それがまたたまらない。絶対外したりしない安心感。


そしてピアノ。


このザベストテンの映像のすごいのは、ymoymoのアレンジによるカラオケなんだけど、(でもね、前後の矢野顕子の楽曲でアレンジ坂本龍一とクレジットされている曲と雰囲気がまるで一緒だから、春咲小紅も編曲坂本龍一単独説を唱えてみる)


そのカラオケに矢野顕子が生ピアノを弾いてる音も入ってる。


まぁグランドピアノの蓋をして、その上に模型置いて密閉した病態で音拾うなんて狂気の沙汰だとは思うけど、そこがテレビの悲しさ。



でもね、レコード(CD)にはないピアノの演奏がこれまた良いんだよね。


この人のピアノもいつも感動する。

 

探してみると、春咲小紅のピアノバージョンと言うのがいくつかYouTubeに上がっていて、オリジナルがピコピコという感じの坂本龍一満載の凝ったアレンジだから、ピアノ一丁ではさぞかし寂しい演奏になるんではないか、という予想を簡単に裏切ってくれるピアノと矢野顕子のボーカルと天才的なボーカルのアレンジ。




これが聞きたくてコンサート行くんだよね。


特にブルーノートでは息遣いが聞こえるような距離感で、この、天才的なボーカルとピアノを堪能できて、満足度マックス。








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